居宅サービス計画〈ケアプラン〉の作成を業務とするのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第115回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
介護支援専門員(ケアマネジャー)は、介護保険法に基づき、要介護者または要支援者の心身の状況、生活環境、本人及び家族の希望等を考慮して、適切なサービスを組み合わせた居宅サービス計画(ケアプラン)を作成する専門職です。この計画に基づいて、様々な介護サービスが提供されます。
選択肢ごとの解説
- 1. 看護師の主な業務は、利用者の健康状態の管理や医療処置であり、居宅サービス計画の作成そのものを専門とするわけではありません。正しくは:看護師は、ケアプランに基づき、医療的側面から利用者を支援します。選びやすい理由:在宅医療との関連から、ケアプランに関わるイメージがあるため。混同注意:ケアプランの実施に関わる職種と、作成を専門とする職種との混同。
- 2. 介護福祉士の主な業務は、利用者の身体介護や生活援助であり、ケアプランの作成を専門とする職種ではありません。正しくは:介護福祉士は、ケアプランに基づき、介護の実践を行います。選びやすい理由:日常的な介護サービスを提供する中心的な職種であるため、ケアプラン作成にも関わると思われやすい。混同注意:ケアプランの具体的な実施者と、計画立案者との混同。
- 3. 正解。介護支援専門員(ケアマネジャー)は、利用者の心身の状態や生活環境を考慮し、適切な居宅サービス計画(ケアプラン)を作成することを主な業務とする専門職です。
- 4. 精神保健福祉士は、精神的な課題を持つ人々の社会復帰支援や相談援助を専門としており、介護保険制度における居宅サービス計画の作成を直接の業務とはしません。正しくは:精神保健福祉士は、精神疾患を持つ利用者の生活支援計画作成や相談援助を行います。選びやすい理由:福祉分野の専門職であるため、ケアプラン作成にも関わるのではないかという推測。混同注意:精神疾患に対する支援計画と、介護保険の居宅サービス計画との混同。
国試ポイント
介護保険制度における各専門職の役割と業務内容、特にケアプラン作成の中心的な役割を担う職種について問う問題です。他の福祉関連職種との違いを理解しているかが重要です。
混同注意
各専門職(看護師、介護福祉士、精神保健福祉士など)が、ケアプランの『実施』には関わるものの、『作成』を専門とするのは介護支援専門員であるという点の混同。
次に同じ論点が出たら
次回同じ論点が出た場合、介護支援専門員の具体的な業務内容(例:アセスメントの実施、モニタリングの重要性)や、特定の状況(例:施設入所時のケアプラン)における役割の変化について問われる可能性があります。
関連知識
介護支援専門員の資格要件、業務内容(アセスメント、プラン作成、サービス事業者との連絡調整、モニタリングなど)、居宅介護支援事業所の役割。介護保険制度の仕組み全般(要介護認定、サービスの種類など)。