体位を図に示す。Sims〈シムス〉位はどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第106回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
シムス位は半腹臥位とも呼ばれ、左側臥位に近い体位で、左腕は背中側に回し、左下肢は軽く膝を曲げて伸ばし、右膝は腹部に引き寄せ、右腕は顔の前に置きます。この体位は直腸診や浣腸施行時、分娩の第1期などに用いられます。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。図1はシムス位の典型的な体位です。右膝と右腕を前に出し、左膝を軽く曲げ、左腕を後ろに回して半腹臥位を取っています。選びやすい理由:他の選択肢も側臥位に近い姿勢であるため、混同しやすいです。混同注意:側臥位
- 2. 図2は、一般的な側臥位を示しています。両膝を揃えて曲げ、横向きに寝ている姿勢です。シムス位のように片方の腕を背中側に回したり、片方の脚を大きく前に出すような特徴的な肢位ではありません。正しくは:これは一般的な側臥位であり、シムス位ではありません。選びやすい理由:シムス位も側臥位の一種であるため、似た姿勢として選びやすいです。混同注意:シムス位
- 3. 図3は、仰臥位で片脚を交差させたような体位ですが、体幹は仰向けであり、シムス位の半腹臥位ではありません。また、このような特定の名称を持つ体位は一般的ではありません。正しくは:これは特定の医療用体位ではありません。選びやすい理由:一見リラックスした姿勢に見えるかもしれませんが、医療における特定の体位とは異なります。混同注意:仰臥位
- 4. 図4は、腹臥位(うつ伏せ)を示しています。シムス位は半腹臥位であり、完全にうつ伏せではありません。また、四肢の位置もシムス位とは異なります。正しくは:これは腹臥位であり、シムス位ではありません。選びやすい理由:シムス位が「半腹臥位」と表現されることから、腹臥位と混同する可能性があります。混同注意:腹臥位
国試ポイント
基本的な体位の名称と特徴、およびその適応を覚えることが重要です。
混同注意
側臥位、仰臥位、腹臥位などと混同しやすいですが、四肢の屈曲・伸展の組み合わせが独特です。
次に同じ論点が出たら
今後同様の問題が出題された場合は、各体位の特徴的な四肢の位置、特に膝の屈曲の程度や腕の位置に注目して判断します。
関連知識
体位には、仰臥位、腹臥位、側臥位、ファウラー位、セミファウラー位、起坐位、砕石位、トレンデレンブルグ位、ジャックナイフ位などがあり、それぞれ特徴と適応があります。例えば、ファウラー位は呼吸困難時の安楽な体位、砕石位は婦人科診察に適しています。