介護保険サービスを利用して購入できるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第112回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
介護保険サービスにおける福祉用具は、その性質上、貸与と購入に分けられています。特定福祉用具販売の対象となるのは、排泄や入浴に関する用具など、直接肌に触れるものや、衛生上の問題から他人が使用することに抵抗があるもの、または購入が比較的安価なものとされています。簡易浴槽は入浴に関する用具であり、衛生上の観点から特定福祉用具販売の対象品目とされています。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。簡易浴槽は特定福祉用具販売の対象品目であり、購入費用が介護保険の給付対象となります。正しくは:この選択肢は正しい記述です。選びやすい理由:他の選択肢は貸与対象であるため、購入対象である簡易浴槽を選ぶことが重要です。混同注意:福祉用具の貸与と購入の区別が曖昧だと迷う可能性があります。
- 2. 特殊寝台は、原則として介護保険の福祉用具貸与の対象品目であり、購入することはできません。正しくは:特殊寝台は「貸与」が原則です。選びやすい理由:生活に密着した重要な用具であるため、購入できそうだと誤解するかもしれません。混同注意:日常生活でよく使われる福祉用具であるため、購入と貸与の区別がつきにくい場合があります。
- 3. 体位変換器は、原則として介護保険の福祉用具貸与の対象品目であり、購入することはできません。正しくは:体位変換器は「貸与」が原則です。選びやすい理由:介護負担軽減のための用具として購入を期待するかもしれませんが、貸与が基本です。混同注意:床ずれ防止用具として、肌に直接触れるものと勘違いして購入対象だと思ってしまう可能性がありますが、これは床ずれ防止用具とは異なります。
- 4. 移動用リフトは、原則として介護保険の福祉用具貸与の対象品目であり、購入することはできません。正しくは:移動用リフトは「貸与」が原則です。選びやすい理由:高額なため、購入費用を助成してほしいと考えるかもしれませんが、貸与が原則です。混同注意:住宅改修費の対象となる「手すり」や「スロープ」と混同し、購入対象と考えてしまうことがあります。
- 5. 取り付け工事を伴わないスロープは、原則として介護保険の福祉用具貸与の対象品目であり、購入することはできません。正しくは:取り付け工事を伴わないスロープは「貸与」が原則です。選びやすい理由:簡易な設置で済むため、購入できそうだと考えるかもしれません。混同注意:住宅改修費の対象となる「段差解消のための工事」と混同し、購入対象と考えてしまうことがあります。
国試ポイント
介護保険の福祉用具貸与と特定福祉用具販売の対象品目の違いを正確に理解しているかが問われる問題です。特に、身体に直接触れるものや衛生上の問題が生じやすいものは購入対象となりやすい傾向があることを把握することが重要です。
混同注意
福祉用具の「貸与」と「購入」の区分は、受験生が間違いやすいポイントです。特に、日常的に使用する福祉用具の中には貸与対象のものが多い一方で、入浴・排泄用具など衛生面から購入が推奨されるものがあるため、それぞれの具体例をしっかりと覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
提示された福祉用具が、貸与と購入のどちらの区分に該当するかを判断する。
関連知識
介護保険の福祉用具貸与は13品目、特定福祉用具販売は11品目が指定されています。両者の区分けの根拠や具体例を体系的に学習することが求められます。また、住宅改修費の支給対象となる工事内容についても関連知識として押さえておくと良いでしょう。