令和元年(2019年)の国民健康・栄養調査で20歳以上の男性における喫煙習慣者の割合に最も近いのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
2019年(令和元年)国民健康・栄養調査の結果によれば、20歳以上の男性の喫煙習慣者の割合は27.1%でした。このため、選択肢3の「27%」が最も近い値となります。国民健康・栄養調査の主要な数値は、保健師国家試験だけでなく看護師国家試験でも頻繁に問われる重要事項です。特に性別、年代別の喫煙率や飲酒習慣者の割合、肥満者の割合などは押さえておく必要があります。
選択肢ごとの解説
- 1. 2019年時点の20歳以上の男性における喫煙習慣者の実際の割合(27.1%)と比較して、7%は大幅に低い数値です。このような低い割合は、成人女性の喫煙率や、国民全体の目標値としては見られますが、成人男性の実態とは異なります。正しくは:27%に修正する必要があります。選びやすい理由:もし喫煙率が大幅に改善された理想的な状況や、特定の非喫煙者層の割合と推測してしまう可能性、または女性の喫煙率と混同すると選んでしまう可能性があります。混同注意:20歳以上の女性の喫煙習慣者の割合(7.2%)と混同しやすいです。
- 2. 2019年時点の20歳以上の男性における喫煙習慣者の実際の割合は27.1%であり、17%はそれよりも低い数値です。たしかに喫煙率は減少傾向にありますが、この時点ではまだ10%台ではありませんでした。正しくは:27%に修正する必要があります。選びやすい理由:喫煙率の減少傾向を考慮し、現在の値よりもさらに低いと推測してしまう可能性や、誤って過去のデータや他の性別・年代のデータと混同する可能性があります。混同注意:20歳以上の男女計の喫煙習慣者の割合(16.7%)と混同しやすいです。
- 3. 正解。2019年(令和元年)の国民健康・栄養調査によると、20歳以上の男性における喫煙習慣者の割合は27.1%でした。このため、選択肢の27%は最も近い値として適切です。
- 4. 2019年時点の20歳以上の男性における喫煙習慣者の割合(27.1%)と比較して、37%は高すぎる数値です。過去には30%台後半の時期もありましたが、喫煙率は近年減少傾向にあります。正しくは:27%に修正する必要があります。選びやすい理由:過去の喫煙率の高い時期の記憶や、高齢男性の一部での喫煙率の高さと混同すると選んでしまう可能性があります。また、男性の喫煙率が高いという大まかな認識から、高い方の選択肢を選んでしまうかもしれません。混同注意:かつて日本の男性の喫煙率が40%台や30%台後半であった時期の数値と混同しやすいです。例えば、平成10年代前半(2000年代初頭)では30%台後半でした。
国試ポイント
国民健康・栄養調査から発表される各種健康指標の具体的な数値を正確に覚えているかが問われます。特に、喫煙率、飲酒習慣者の割合、肥満者の割合など、国民の健康状態を示す基本的な指標は頻出です。男性と女性、年代別などの比較で出題されることもあります。
混同注意
20歳以上の女性の喫煙率(2019年で7.2%)、20歳以上の男女計の喫煙率(2019年で16.7%)、あるいは過去の男性喫煙率(より高かった時期のデータ)と混同しやすいです。また、健康日本21(第二次)で設定されている喫煙に関する目標値と実測値を混同する可能性もあります。
次に同じ論点が出たら
次回この論点が出題された場合、最新の国民健康・栄養調査の結果(発表されていればその年のデータ)における喫煙習慣者の割合(男性、女性、全体)、飲酒習慣者の割合、肥満者の割合、運動習慣のある者の割合などを問う可能性があります。また、健康日本21の目標達成状況と関連付けて出題されることも考えられます。
関連知識
国民健康・栄養調査の概要と目的。健康日本21(第二次)の目標と現状。喫煙が健康に与える影響(疾患リスク、受動喫煙)。禁煙支援の方法。最新の国民健康・栄養調査の結果(概算値ではなく確定値)と、その経年変化のトレンド。