令和4年(2022年)の国民生活基礎調査で全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合に最も近いのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第114回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
2022年(令和4年)国民生活基礎調査の概況によると、全世帯数は5,431万6千世帯であり、そのうち65歳以上の者がいる世帯は2,720万1千世帯でした。これにより、全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合は50.1%となり、選択肢の50%が最も近い数値です。
選択肢ごとの解説
- 1. 2022年(令和4年)の国民生活基礎調査における65歳以上の高齢者がいる世帯の割合は50.1%であり、10%は実際の数値よりも大幅に低いです。正しくは:正しい数値は50%程度です。選びやすい理由:超高齢社会とは言え、まだ10%程度ではないかという誤った感覚で選んでしまう可能性があります。混同注意:特定の疾患罹患率や、非常にマイナーな社会問題の割合と混同する可能性があります。
- 2. 2022年(令和4年)の国民生活基礎調査における65歳以上の高齢者がいる世帯の割合は50.1%であり、30%は実際の数値よりも低いです。正しくは:正しい数値は50%程度です。選びやすい理由:高齢者の割合が増加していることは認識しつつも、まだ半数には満たないだろうという推測で選んでしまう可能性があります。混同注意:高齢者人口の総人口に占める割合(約29%)と混同する可能性があります。設問は「65歳以上の者がいる世帯」の割合です。
- 3. 正解。2022年(令和4年)の国民生活基礎調査によると、全世帯に占める65歳以上の者がいる世帯の割合は50.1%でした。この選択肢は最も近い数値を示しています。
- 4. 2022年(令和4年)の国民生活基礎調査における65歳以上の高齢者がいる世帯の割合は50.1%であり、70%は実際の数値よりも大幅に高いです。正しくは:正しい数値は50%程度です。選びやすい理由:超高齢社会であるという認識から、過大に割合を評価してしまう可能性があります。混同注意:単独世帯や夫婦のみの世帯など、特定の世帯類型の割合と混同する可能性があります。
国試ポイント
看護師国家試験では、社会保障制度や公衆衛生に関する基本的な統計データが頻繁に出題されます。特に、高齢化社会の現状を理解するための人口構成や世帯構造に関する最新の統計は重要です。国民生活基礎調査は、国民の保健、医療、福祉、年金、所得などの実態を明らかにするために毎年実施される重要な調査であり、その結果は社会情勢を把握するための基礎となります。この問題は、高齢化が進行する社会における世帯構造の変化に関する基本的な知識を問うものです。
混同注意
高齢者人口の総人口に占める割合(約29%)、要介護認定者数、高齢者単独世帯の割合など、他の高齢者関連統計と混同しやすいです。本問は「65歳以上の者がいる世帯」の割合であり、単独世帯や夫婦のみ世帯だけでなく、二世帯同居なども含む「高齢者が1人でもいる世帯」全体の割合を問うている点に注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
次回同様の論点が出題される場合は、最新の国民生活基礎調査のデータ(特に高齢者に関する世帯構造、健康、介護状況の割合や変化)に注目しましょう。また、単独世帯や夫婦のみ世帯といった特定の高齢者世帯の割合、あるいは世帯類型ごとの特徴(所得、介護状況など)に焦点を当てた問題が出題される可能性もあります。
関連知識
国民生活基礎調査の主な目的と調査項目(健康状況、介護状況、世帯構造、所得など)。高齢化の進行と世帯構造の変化(核家族化、単独世帯・夫婦のみ世帯の増加)。これらが医療・介護サービス提供体制に与える影響。また、高齢化率(総人口に占める65歳以上の人口の割合)は29.0%(2022年)であり、世帯割合と人口割合の違いを理解しておくことも重要です。