人口統計資料集2020年版における生涯未婚率(50歳時の未婚割合)で、平成22年(2010年)から令和2年(2020年)の推移で適切なのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
日本の生涯未婚率(50歳時点での未婚割合)は、厚生労働省の『人口統計資料集』や『国勢調査』の結果から、男女ともに平成22年(2010年)以降、令和2年(2020年)にかけて一貫して上昇傾向にあることが示されています。特に男性の上昇幅が大きく、女性も同様に上昇しています。
選択肢ごとの解説
- 1. 日本の生涯未婚率は、近年の統計データを見る限り、上昇傾向にあります。したがって「変化がない」という記述は不適切です。正しくは:変化がある。選びやすい理由:少子高齢化が進む中で結婚に対する価値観が変化しているため、何らかの変動があるはずだと推測できる。混同注意:データの詳細を知らない場合、安易に変化がないと判断してしまう可能性も。
- 2. 日本の生涯未婚率は、平成22年(2010年)から令和2年(2020年)にかけては上昇傾向にあり、下降し続けているという記述は誤りです。正しくは:上昇し続けている。選びやすい理由:一見すると婚姻数が増加しているようなニュースを見聞きしていると、未婚率が下がっていると勘違いする可能性。混同注意:婚姻数の増減と未婚率の増減を混同しやすい。
- 3. 正解。厚生労働省の統計などによると、日本の生涯未婚率(50歳時未婚割合)は、男女ともに平成22年(2010年)から令和2年(2020年)にかけて一貫して上昇する傾向にあります。男性で顕著ですが、女性も同様です。
- 4. この期間の生涯未婚率の推移は、短期的な微変動はあるかもしれませんが、大局的には一貫して上昇傾向を示しており、上昇と下降を繰り返しているという表現は適切ではありません。正しくは:一貫して上昇している。選びやすい理由:経済状況や社会情勢の変化によって未婚率が変動しそうだと考える場合、このような選択肢を選んでしまう可能性。混同注意:一時的な変動と長期的なトレンドを混同しやすい。
国試ポイント
日本の人口動態における生涯未婚率のトレンドを理解しているかが問われています。社会保障制度や家族構造の変化にも関連するため、基本的な知識として重要です。
混同注意
婚姻数や出生率の変動と生涯未婚率の変動は、関連はしますが直接的に同じ動きをするわけではありません。それぞれの統計の定義とトレンドを正確に把握することが重要です。
次に同じ論点が出たら
このトレンドが今後も継続すると仮定した場合、どのような社会課題が発生し、看護職としてどのような役割が求められるかを考察できるようになること。
関連知識
日本の人口動態統計(出生率、死亡率、平均寿命、高齢化率など)、社会保障制度への影響(年金、医療)、家族形態の変化、結婚観・価値観の変化。