令和2年(2020年)の人口動態統計における合計特殊出生率に最も近いのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
厚生労働省の2020年人口動態統計月報年計(概数)によると、日本の合計特殊出生率は1.34である。提示された選択肢の中で、1.3がこの数値に最も近似している。
選択肢ごとの解説
- 1. 2020年の合計特殊出生率は1.34であり、0.8は実際の数値より大幅に低い。正しくは:2020年の合計特殊出生率は1.34である。選びやすい理由:極端な少子化のイメージから低い数値を選んでしまう可能性がある。混同注意:日本の合計特殊出生率は低いという認識が先行し、具体的な数値を混同する可能性がある。
- 2. 正解。厚生労働省の2020年人口動態統計月報年計(概数)によると、合計特殊出生率は1.34である。提示された選択肢の中で1.3が最も近い。
- 3. 2020年の合計特殊出生率は1.34であり、1.8は実際の数値よりかなり高い。現在の日本において1.8の出生率は見られない。正しくは:2020年の合計特殊出生率は1.34である。選びやすい理由:少子化対策の効果を期待して、やや高めの数値を選んでしまう可能性がある。混同注意:過去の出生率や、人口維持に必要な出生率(約2.07)と混同する可能性がある。
- 4. 2020年の合計特殊出生率は1.34であり、2.3は現在の日本の出生率を大きく上回る。人口維持に必要な出生率(約2.07)よりも高い。正しくは:2020年の合計特殊出生率は1.34である。選びやすい理由:人口が安定するのに必要な出生率と混同して、高めの数値を選んでしまう可能性がある。混同注意:人口置換水準の出生率(約2.07)や、先進国がかつて経験した高出生率と混同する可能性がある。
国試ポイント
日本の最新の人口動態統計における主要な指標(合計特殊出生率、乳児死亡率、平均寿命など)を把握しているかが問われる。特に合計特殊出生率は少子高齢化社会の根幹をなす指標であり、頻繁に出題される。
混同注意
人口置換水準(人口を維持するために必要な出生率、約2.07)と実際の出生率を混同する可能性がある。
次に同じ論点が出たら
この数値が日本の社会保障制度や労働力人口にどのような影響を与えるか、また、少子化対策の現状と課題について考察する。
関連知識
合計特殊出生率とは、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性が生涯に産む子どもの平均数を示す。この数値が2.07を下回ると、人口は長期的に減少する傾向にある。