子どもの平行遊びで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第112回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
平行遊びは、子どもが他児と物理的に近い場所で、それぞれが独立した遊びを行うものであり、他児との直接的な交流は乏しい。この段階は社会性の発達過程において3歳頃までの幼児期に見られる主要な遊び形態である。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。平行遊びは、他児と同じ空間でそれぞれ独立して遊ぶ形態であり、一般的に3歳頃までの幼児期に多く見られる。これは社会性発達の初期段階の遊びである。選びやすい理由:遊びの発達段階に関する知識が曖昧だと他の選択肢と迷う可能性があるが、一般的な発達段階として正しい記述であるため選びやすい。混同注意:連合遊びや共同遊びの年齢との混同。
- 2. 他児が遊ぶ様子を見て楽しむのは「傍観遊び」の特徴であり、平行遊びとは異なる。平行遊びでは各々が独立して遊ぶ。正しくは:これは傍観遊びの特徴である。選びやすい理由:他児の存在を認識している点は共通するため、似た状況と捉えて選びやすい。混同注意:傍観遊び。
- 3. リーダーの存在や役割の分担があるのは「共同遊び」の特徴である。平行遊びでは、他児との直接的な交流や協調性はほとんど見られない。正しくは:リーダーの存在や役割の分担があるのは共同遊びの特徴である。選びやすい理由:集団での遊びという点で、発展した遊びと混同しやすい。混同注意:共同遊び。
- 4. 他児とおもちゃの貸し借りを行うのは、より社会性が発達した「連合遊び」や「共同遊び」で見られる行動である。平行遊びでは、他児と交流が少ないため、このような行動は一般的ではない。正しくは:他児とおもちゃの貸し借りを行うのは連合遊びや共同遊びの特徴である。選びやすい理由:他児と同じ空間で遊んでいるため、自然な交流があると誤解しやすい。混同注意:連合遊びや共同遊び。
国試ポイント
子どもの遊びの発達段階(ソロ遊び、平行遊び、連合遊び、共同遊び)と、それぞれの特徴および主要な年齢を覚える。
混同注意
連合遊びや共同遊びとの区別が重要である。平行遊びは他児と同じ空間で遊ぶが交流は少ないのに対し、連合遊びは共通の活動に興味を持ち一緒に遊ぶが役割分担はない。共同遊びは共通の目標を持ち役割分担もある。
次に同じ論点が出たら
子どもの遊びに関する問題では、遊びの形態(例:他児との関わりの有無、目標の共有、役割分担)と該当する年齢を照らし合わせて判断する。
関連知識
遊びの発達段階は、ミルドレッド・パートンの分類が有名である。各段階を理解することで、子どもの社会性発達の目安となる。例えば、連合遊びは3〜4歳頃、共同遊びは4〜5歳頃に見られ始める。