要介護認定の申請先はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
介護保険法に基づき、要介護認定の申請は、その被保険者が居住する市区町村に対して行われます。市区町村は申請を受け付けた後、認定調査や主治医意見書の取得を行い、介護認定審査会の審査を経て、要介護度を決定します。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。要介護認定の申請は、地域包括ケアシステムの中核を担い、住民に最も身近な行政機関である市区町村の窓口(介護保険課など)で行われます。これが介護保険制度の基本的な流れです。正しくは:この選択肢はすでに正しい内容を示しています。
- 2. 診療所は医療サービスを提供する機関であり、要介護認定の申請窓口ではありません。認定に必要な主治医意見書を作成することはありますが、申請自体を受け付ける場所ではありません。正しくは:診療所ではなく、要介護認定の申請は市区町村の窓口で行います。選びやすい理由:医師の意見書が必要なため、診療所も関連すると誤解するかもしれません。混同注意:主治医意見書の役割と申請窓口の役割を混同する可能性があります。
- 3. 都道府県は介護保険制度において、広域的な調整や事業者指定・指導などの役割を担いますが、個別の要介護認定の申請を受け付ける機関ではありません。要介護認定の決定権は市区町村にあります。正しくは:都道府県ではなく、要介護認定の申請は市区町村の窓口で行います。選びやすい理由:行政機関であるため、関係があるように思えるかもしれません。混同注意:国、都道府県、市区町村の介護保険制度における役割分担を理解していないと間違える可能性があります。
- 4. 介護保険審査会は、要介護認定の結果に対して被保険者からの不服申し立てがあった場合に、その妥当性を審査する機関です。申請を最初に行う場所ではありません。正しくは:介護保険審査会ではなく、要介護認定の申請は市区町村の窓口で行います。選びやすい理由:「介護保険」という名称が含まれるため、関連する機関だと誤解するかもしれません。混同注意:介護保険制度における各機関の機能(申請、決定、審査など)を混同する可能性があります。
国試ポイント
介護保険制度における要介護認定の申請手続きと、その主要な窓口を正確に理解しているかが問われる基本的な問題です。各行政機関や関連機関の役割分担を把握することが重要となります。
混同注意
介護保険制度に関わる様々な機関(医療機関、都道府県、審査会など)があるため、それぞれの役割が明確でないと混乱しやすいです。特に、主治医意見書の作成と申請窓口を混同することがあります。
次に同じ論点が出たら
この知識を基に、要介護認定の具体的なプロセス(申請後の流れ、認定調査の内容、審査会の役割など)や、各サービスの利用開始までの手順についても理解を深めることが求められます。
関連知識
介護保険の被保険者(第1号被保険者、第2号被保険者)、認定調査、主治医意見書、介護認定審査会の役割、地域包括支援センターの機能など。