出生体重3,200 g の新生児。日齢3の体重は3,100 g である。このときの体重減少率を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
数値を入力し「解答する」を押すと答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第107回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3.1%
解説
新生児の生理的体重減少は、出生後の体外環境への適応に伴う水分喪失(不感蒸泄、尿、胎便排泄)や哺乳量不足によって生じます。日齢3の体重減少率を求めるには、(出生体重 − 現在体重)÷ 出生体重 × 100 の式を使用します。計算式は (3200 g - 3100 g) / 3200 g × 100 = 100 / 3200 × 100 = 0.03125 × 100 = 3.125 % です。小数点以下第2位を四捨五入すると3.1%となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。新生児の体重減少率は(出生体重 − 現在体重)÷ 出生体重 × 100 の式で計算されます。この症例では (3200 g - 3100 g) / 3200 g × 100 = 100 / 3200 × 100 = 3.125 % となります。問題文の指示に従い、小数点以下第2位を四捨五入すると3.1 % が導き出されます。選びやすい理由:正確な計算式と四捨五入のルールを適用しているため、迷うことなく正答として選べます。
国試ポイント
新生児の生理的体重減少の定義と正常範囲、および体重減少率の計算方法を理解する。
混同注意
生理的体重減少と病的体重減少(脱水症など)の鑑別。病的体重減少は、哺乳不良や感染、代謝異常などによって引き起こされ、生理的範囲を超える体重減少や全身状態の悪化を伴います。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出題された場合は、まず「出生体重」と「現在の体重」を正確に把握し、計算式(出生体重からの減少分 ÷ 出生体重 × 100)を正しく適用する。特に小数点以下の処理の指示(四捨五入など)を見落とさないように注意して判断します。
関連知識
新生児の生理的体重減少は生後2〜5日頃にピークを迎え、通常は出生体重の5〜10%以内に収まります。生後7〜14日頃には出生体重に戻ることが一般的です。10%を超える体重減少や、出生体重への回復が遅い場合は、何らかの異常がないか評価が必要です。