氷枕の作り方で適切なのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第106回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
氷枕を使用する際は、水漏れがないことを確認することが最も重要です。水漏れは寝具の汚染や患者の不快感、低体温のリスクに繋がります。
選択肢ごとの解説
- 1. 氷を隙間なく詰めると、枕が硬くなり頭部にフィットしにくくなります。また、熱伝導効率も低下する可能性があります。正しくは:氷は適度な量と配置で入れ、枕がある程度の柔軟性を保つようにします。選びやすい理由:多く入れれば冷えやすいと誤解しやすい。混同注意:保冷材のように固めるイメージと混同しやすい。
- 2. 濡れたタオルで覆うと、直接冷たさが伝わりにくくなる可能性があります。また、寝具を濡らしてしまうリスクもあります。直接肌に触れる場合は乾いたタオルで包むのが適切です。正しくは:冷たさの調整や結露対策として、乾いたタオルで包むのが一般的です。選びやすい理由:濡れたタオルの方が冷たい印象があるため。混同注意:冷湿布や温湿布の考え方と混同しやすい。
- 3. 内部に空気が残っていると、頭の形にフィットしにくくなり、安定性が損なわれます。また、空気が断熱材となり、冷たさの伝達効率が低下することがあります。正しくは:氷と水を入れた後、余分な空気はできるだけ抜いてから蓋を閉めます。これにより、頭部に密着し、安定した冷却効果が得られます。選びやすい理由:多少の空気なら問題ないと判断しやすい。混同注意:枕の柔らかさとの混同。
- 4. 正解。水漏れは、患者さんの不快感や寝具の汚染、体温低下のリスクに直結するため、使用前に必ず確認すべき重要な手順です。正しくは:使用前には必ず蓋がしっかり閉まっているか、本体に破損がないかを確認し、水漏れがないことを確実にします。選びやすい理由:基本的なことなので見過ごしやすいが、最も重要。混同注意:他の選択肢がより専門的に見えるため、見落としやすい。
国試ポイント
氷枕の使用準備における基本的な安全管理と快適性の確保に関する知識が問われています。患者に安全かつ効果的にケアを提供するための基礎的な判断力が評価されます。
混同注意
他の選択肢も一見すると関係があるように見えますが、水漏れの確認は直接的な危害防止に繋がるため、最も優先度が高いです。
次に同じ論点が出たら
水漏れがないことを確認した後、適切な温度調整(タオルで覆うなど)や設置位置を検討します。
関連知識
氷枕の他に、冷却効果を高める方法(アイスノンなど)、保温具(湯たんぽ)の適切な使用方法と比較して理解を深めることが重要です。