介護老人保健施設について適切なのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
介護老人保健施設は、在宅復帰を目的としたリハビリテーションや医療ケアを提供する施設であり、要介護者が自宅での生活に戻れるよう多岐にわたる支援を行います。
選択肢ごとの解説
- 1. 介護老人保健施設には、入所者の健康管理や医療的ケアのために、常勤医師の配置が義務付けられています。正しくは:常勤医師の配置が義務付けられています。選びやすい理由:医療機関と比べて医師の役割が限定的と誤解する可能性がある。混同注意:他の介護施設(例:有料老人ホームなど)との医師配置基準の違いで混同しやすい。
- 2. 介護老人保健施設は、介護保険法に基づいて設置される施設です。老人福祉法は高齢者の福祉に関する基本的な法律ですが、個別のサービス施設の設置根拠ではありません。正しくは:介護保険法に基づき設置されます。選びやすい理由:「老人」という言葉から老人福祉法を連想しやすい。混同注意:介護保険法と老人福祉法の目的や対象範囲の違いで混乱しやすい。
- 3. 正解。介護老人保健施設の主な目的の一つは、病状が安定し、リハビリテーションなどにより在宅復帰を目指す要介護者に対して、医療ケア、リハビリテーション、日常生活支援などを提供し、自宅での生活への復帰を支援することです。選びやすい理由:「施設での生活」が中心と誤解する可能性があるが、老健は在宅復帰支援が明確な特徴。混同注意:特別養護老人ホームなどの「生活の場」を提供する施設と目的が混同されやすい。
- 4. 介護老人保健施設における看護職員と介護職員の配置基準は、入所者3人に対し1人の割合(常勤換算)で看護職員または介護職員を配置することとなっており、同数であるという規定はありません。一般的に介護職員の方が多く配置される傾向にあります。正しくは:看護職員と介護職員を合わせて、入所者3人に対し1人の割合で配置されます。選びやすい理由:チームケアのイメージから均等な配置を想像しやすい。混同注意:他の施設や職種別の配置基準との混同。
国試ポイント
介護老人保健施設の目的、設置根拠、機能、および他の介護保険施設との違いを理解しているかが問われる。特に在宅復帰支援の役割は重要。
混同注意
介護医療院、特別養護老人ホーム、介護療養型医療施設(廃止)など、他の介護保険施設や医療機関との役割や設置根拠の違い。
次に同じ論点が出たら
各介護保険施設の役割と利用対象者を区別できるか、各施設の法的な位置づけを把握しているか。
関連知識
介護保険法の施設サービス、医療保険と介護保険の連携、リハビリテーションの種類と目的、在宅医療・介護連携推進事業。