次の時期のうち基礎代謝量が最も多いのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第111回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
基礎代謝量は、体の成長が著しい時期に最も高くなります。一般的に、成長期の終わりである青年期がピークとなり、その後は加齢とともに徐々に減少していく傾向があります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。青年期は、身体の成長が著しく、細胞活動が活発であるため、基礎代謝量が最も高くなります。選びやすい理由:成長が完了している壮年期も活動量が高いと思われがちですが、基礎代謝は成長期にピークを迎えます。混同注意:活動代謝と基礎代謝を混同すると、壮年期を選びやすくなります。基礎代謝は生命維持に必要なエネルギー消費量です。
- 2. 壮年期は青年期に比べて身体の成長は落ち着き、基礎代謝量は徐々に減少傾向にあります。正しくは:基礎代謝量は青年期の方が高い。選びやすい理由:社会的な活動量が最も活発な時期であるため、エネルギー消費量全体が高いと誤解しやすいですが、基礎代謝は異なります。混同注意:活動代謝量と基礎代謝量の違いを理解していないと誤答しやすいです。
- 3. 向老期になると、身体活動量だけでなく、基礎代謝量もさらに低下します。正しくは:基礎代謝量は青年期の方が高い。選びやすい理由:壮年期よりは低いと判断できても、青年期との比較では間違いやすいです。混同注意:加齢に伴う基礎代謝の低下傾向を把握していないと誤答します。
- 4. 老年期は、加齢による生理機能の低下や筋肉量の減少などにより、基礎代謝量が最も低くなります。正しくは:基礎代謝量は青年期の方が高い。選びやすい理由:最も低い時期であることは理解しやすいですが、最も高い時期との比較では注意が必要です。混同注意:基礎代謝が最も低い時期と、最も高い時期を混同する可能性があります。
国試ポイント
基礎代謝量の変動パターン(成長期から老年期への変化)と、その理由を理解しているか問う問題です。特に、身体の成長と基礎代謝量の関係が重要です。
混同注意
活動代謝量と基礎代謝量を混同しないことが重要です。また、各ライフステージにおける身体的特徴と代謝の関係を正確に理解する必要があります。
次に同じ論点が出たら
この問題で基礎代謝量の基本的な概念と年齢による変化を理解できたら、次に基礎代謝量に影響を与える他の要因(性別、筋肉量など)についても学習し、さらに一日の総エネルギー消費量(基礎代謝量+活動代謝量+食事誘発性熱産生)についても理解を深めると良いでしょう。
関連知識
基礎代謝量に影響を与える要因(年齢、性別、体格、筋肉量、ホルモンなど)、およびエネルギー代謝全体の概念。