遊具を図に示す。標準的な成長発達をしている1歳4か月の子どもの発達段階に適した遊具はどれか。
画像の選択肢を選ぶと答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
1歳4か月の子どもは、つかまり立ちや伝い歩きから独歩へと移行する時期であり、手押し車は歩行を補助し、バランス感覚や足の筋力を発達させるのに適しています。また、自分で動かすことで主体性や探求心も育まれます。
選択肢ごとの解説
- 1. 三輪車はペダルを漕ぐ運動が必要であり、これは3歳頃の運動機能の発達に適切です。1歳4か月では足の踏み込みや方向転換の理解がまだ難しいため、不適切です。正しくは:3歳頃の運動機能の発達段階に適している。選びやすい理由:子どもが乗り物に興味を持つ時期と重なるため、早めに与えたいと考える保護者もいるかもしれない。混同注意:乗り物への興味と、実際に操作できる運動能力の発達段階との混同。
- 2. ラトル(ガラガラ)は、音と視覚刺激を楽しむ玩具であり、生後すぐから6か月頃までの乳児期に適しています。1歳4か月の子どもにとっては刺激が少なく、物足りなく感じることが多いでしょう。正しくは:生後すぐから6か月頃までの乳児期に適している。選びやすい理由:手で握れるサイズであるため、比較的小さい子ども向けに見える。混同注意:握る動作の獲得と、複雑な遊びへの興味の発達段階との混同。
- 3. メリーは、主に寝たきりの乳児が視覚的に楽しむための玩具であり、生後すぐから数か月までの乳児期に最適です。1歳4か月の子どもは活発に動き回るため、このような受動的な玩具は適していません。正しくは:生後すぐから数か月までの乳児期に適している。選びやすい理由:かわいらしいデザインで、赤ちゃん向けとして一般的に認識されている。混同注意:視覚的刺激への興味と、能動的な運動への興味の発達段階との混同。
- 4. 正解。1歳4か月の子どもは、独歩を始める時期であり、手押し車は歩行の安定を助け、足の筋力発達を促します。また、自分で物を運ぶという遊びを通して、自立心や協調運動能力も育まれます。選びやすい理由:特になし。子どもの成長に合わせた適切な玩具である。
国試ポイント
乳幼児の発達段階に応じた適切な遊びや玩具の選択を理解しているか。
混同注意
各月齢での発達段階とそれに適した玩具・遊びの対応関係が混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
月齢が提示されたら、その月齢の標準的な発達段階(運動機能、認知機能、社会性など)をまず思い浮かべ、それに合致する玩具や遊びを選択する。
関連知識
生後0~3か月の視覚刺激、4~6か月の手の届く範囲の玩具、7~9か月のハイハイを促す玩具、1歳頃の積み木など。