平成28年(2016年)の人口動態統計における日本の出生で正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
平成28年(2016年)の人口動態統計において、出生数は97万7,242人となり、統計開始以来初めて100万人を下回りました。これは過去10年間で最も低い出生数であり、選択肢1が正しい記述となります。少子化の進行を示す重要な指標です。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。平成28年(2016年)の出生数は97万7,242人であり、これは統計開始以来初めて100万人を下回り、過去10年で最低の出生数でした。この傾向は少子化の進行を示しています。選びやすい理由:出生数は毎年変動するが、2016年の数値が特に注目されるほど低いことを理解していないと迷う可能性がある。混同注意:過去10年のトレンドを正確に把握していない場合、他の選択肢に目が行きがちになる。
- 2. 平成28年(2016年)の出生数は97万7,242人であり、100万人を下回っています。これは、日本の年間出生数が初めて100万人を割った年として特筆すべき事実です。正しくは:出生数は100万人を下回っています。選びやすい理由:漠然と出生数が多いというイメージを持っていると誤って選択する可能性がある。混同注意:過去の統計と混同し、100万人台を維持していると思い込む可能性がある。
- 3. 平成28年(2016年)の合計特殊出生率は1.44であり、これは平成17年(2005年)の1.26や平成21年(2009年)の1.37と比較して、過去10年で最低ではありません。実際には微増傾向にありました。正しくは:合計特殊出生率は直近10年間で最低ではありません。選びやすい理由:少子化のイメージから、あらゆる指標が最低値であると推測してしまう可能性がある。混同注意:出生数と合計特殊出生率のトレンドを混同する可能性がある。合計特殊出生率は近年微増傾向にあることを知らないと誤解しやすい。
- 4. 平成28年(2016年)の第一子出生時の母の平均年齢は30.7歳であり、30歳を上回っています。晩婚化・晩産化の傾向が続いています。正しくは:第一子出生時の母親の平均年齢は30歳を上回っています。選びやすい理由:昔の平均年齢のイメージや、若年出産が少ないことの裏返しとして低いと勘違いする可能性がある。混同注意:第一子の年齢と、すべての出産を合わせた母の平均年齢を混同する可能性がある。また、晩産化の傾向を認識していないと誤答しやすい。
国試ポイント
日本の人口動態統計、特に少子化に関連する指標(出生数、合計特殊出生率、母の平均年齢)の最新トレンドと具体的な数値を理解しているかが問われています。年度ごとの正確な数値とその意味を把握しておくことが重要です。
混同注意
出生数と合計特殊出生率のトレンド、および第一子出生時の母の平均年齢が混同しやすいポイントです。それぞれの指標が示す意味と、過去10年間の変化を区別して理解する必要があります。
次に同じ論点が出たら
次回の人口動態統計や、他の社会保障に関連する統計(死亡数、婚姻数、離婚数など)に関する問題が出題される可能性があります。また、少子化が社会に与える影響や、それに対する政策についても関連知識として問われることがあります。
関連知識
人口動態統計、少子化対策、高齢化社会、生産年齢人口の減少、社会保障制度への影響など。