健やか親子21(第2次)の基盤課題A「切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策」の目標はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
「健やか親子21(第2次)」は、厚生労働省が推進する母子保健に関する国民運動計画です。基盤課題A「切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策」は、妊娠期から乳幼児期までの一貫した保健医療サービスと支援を提供することで、妊産婦と子どもの健康増進を図ることを目的としています。この基盤課題の具体的な目標の一つに、「妊娠・出産に満足している者の割合の増加」が挙げられています。これは、安心して妊娠・出産を迎え、育児ができる社会の実現に向けた重要な指標です。
選択肢ごとの解説
- 1. この目標は「健やか親子21(第2次)」全体の目標の一部であり、特に基盤課題B「子どもと家族を支え、健やかな成長を育む地域づくり」の取り組みと関連が深いです。基盤課題Aの直接的な目標ではありません。正しくは:これは基盤課題B『子どもと家族を支え、健やかな成長を育む地域づくり』の目標の一つです。選びやすい理由:児童虐待の防止は母子保健における非常に重要な課題であり、全体目標の一つとして掲げられているため、この基盤課題の目標であると誤解しやすいです。混同注意:全体目標と各基盤課題の具体的な目標の区別。
- 2. この目標は「健やか親子21(第2次)」の基盤課題C「健やかな成長をサポートする生活習慣の確立」において掲げられています。基盤課題Aの目標ではありません。正しくは:これは基盤課題C『健やかな成長をサポートする生活習慣の確立』の目標の一つです。選びやすい理由:10代の人工妊娠中絶の減少は、性教育の推進や保健指導の充実といった母子保健の重要なテーマであるため、目標であると選びやすいです。混同注意:他の基盤課題の目標。
- 3. 正解。「健やか親子21(第2次)」の基盤課題A「切れ目ない妊産婦・乳幼児への保健対策」の具体的な目標の一つとして、「妊娠・出産に満足している者の割合の増加」が明確に掲げられています。これは、妊娠期から出産、産後までの一貫した質の高い保健医療サービスの提供と支援体制の強化を目指すものです。
- 4. マタニティマークの普及と利用促進は、妊産婦への社会的な配慮を促すための重要な取り組みですが、「健やか親子21(第2次)」の基盤課題Aにおける具体的な数値目標としては設定されていません。これは啓発活動や環境整備の一環であり、直接的な目標とは異なります。正しくは:これは妊産婦への社会的な配慮を促す啓発活動の一環です。直接的な目標ではありません。選びやすい理由:妊産婦の安全や快適さを支援する活動であるため、基盤課題Aの目標であるかのように誤認しやすいです。混同注意:具体的な取り組みや手段と、その上位に位置する政策目標との区別。
国試ポイント
看護師国家試験では、「健やか親子21(第2次)」のような国の主要な保健医療計画の具体的な目標内容が頻繁に問われます。特に、各基盤課題とそれに紐づく目標の組み合わせを正確に理解しているかが試されます。全体目標と各基盤課題の目標、具体的な取り組み内容を混同しないように注意が必要です。
混同注意
「健やか親子21(第2次)」の他の基盤課題(基盤課題B「子どもと家族を支え、健やかな成長を育む地域づくり」、基盤課題C「健やかな成長をサポートする生活習慣の確立」など)の目標や、より広範な母子保健施策における目標との混同。また、具体的な啓発活動や手段と、政策目標との区別が曖昧になりやすい点。
次に同じ論点が出たら
今後、「健やか親子21(第2次)」に関する問題が出題された場合は、まず「どの基盤課題の目標か」を明確に確認し、その基盤課題がどのような目的で設定されているかを理解した上で、提示された目標がそれに合致するかを判断しましょう。特に、具体的な行動目標や手段が、真の政策目標と異なるケースに注意してください。
関連知識
健やか親子21(第2次)の全体目標(例:妊娠期の健康管理、乳幼児の健康診査受診率、児童虐待による死亡事例の減少など)、母子保健法、母子健康手帳の役割、周産期医療体制、産後ケア、乳幼児健診の重要性、不妊治療への支援、思春期保健の課題など。