痛風の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
痛風は、血液中の尿酸値が高くなりすぎることで発症する疾患です。尿酸は、体内でプリン体が分解される際に生成されます。したがって、痛風患者はプリン体を多く含む食品の摂取を制限することが推奨されます。鶏レバーは代表的な高プリン体食品の一つであり、摂取量を減らすべき食品として適切です。
選択肢ごとの解説
- 1. 鶏卵はプリン体含有量が比較的少ないため、痛風患者でも摂取量を厳しく制限する必要はありません。正しくは:鶏卵はプリン体含有量が少ない食品です。選びやすい理由:高タンパク質食品全般を避けるべきだと誤解すると選びかねません。混同注意:タンパク質を多く含む食品とプリン体を多く含む食品を混同するかもしれません。
- 2. チーズは乳製品であり、プリン体含有量が少ないため、痛風患者でも適量を摂取しても問題ありません。むしろ、尿酸排泄を促進する可能性も示唆されています。正しくは:チーズはプリン体含有量が少ない食品です。選びやすい理由:乳製品は脂肪分が多いことがあるため、それが痛風に悪影響を与えると考え、避けがちになるかもしれません。混同注意:高脂肪食品とプリン体含有量の関連性を混同する可能性があります。
- 3. 正解。鶏レバーは、プリン体を非常に多く含む食品です。痛風患者は、高プリン体食品の摂取を制限することが尿酸値管理において極めて重要です。正しくは:鶏レバーは高プリン体食品であり、痛風患者は摂取量を減らすべきです。選びやすい理由:レバーが栄養価の高い食品であるため、健康に良いと考えるかもしれません。混同注意:一般的な健康食品のイメージと痛風食の原則が混同される可能性があります。
- 4. じゃがいもは野菜の一種であり、プリン体含有量が非常に少ないため、痛風患者でも安心して摂取できます。むしろ、カリウムを豊富に含み、尿酸の排泄を助ける可能性もあります。正しくは:じゃがいもはプリン体含有量が少ない食品です。選びやすい理由:炭水化物の過剰摂取が間接的に痛風に影響すると考えるかもしれません。混同注意:特定の栄養素(糖質など)の過剰摂取とプリン体摂取制限の区別がつきにくいかもしれません。
国試ポイント
痛風患者の食事指導において、プリン体含有量の多い食品を正確に把握しているかどうかが問われる基本的な問題です。特に内臓肉(レバーなど)や魚卵、一部の魚介類(カツオ、イワシなど)が高プリン体食品として知られています。
混同注意
栄養価が高い食品(レバーなど)が、必ずしも痛風患者に適しているとは限らない点を理解していないと混乱しやすいです。また、高タンパク質食品と高プリン体食品を混同する受験生もいるかもしれません。
次に同じ論点が出たら
痛風患者への食事指導を行う際、具体的な食品例を挙げながら、摂取を控えるべき食品と積極的に摂るべき食品について説明できるか。
関連知識
プリン体含有量の少ない食品(穀類、乳製品、卵、野菜、果物など)や、尿酸排泄を促進する食品(水分、野菜、海藻類、乳製品の一部など)についても学習しておくことが重要です。アルコールの制限も指導のポイントとなります。