医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律〈医薬品医療機器等法〉による毒薬の表示(別冊No. 1)を別に示す。正しいのはどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
医薬品医療機器等法第44条およびその関連法令により、毒薬の容器または被包には、白地に赤枠、赤字で『毒』の文字を記載しなければならないと定められています。これにより、医療従事者や一般市民が毒薬であることを瞬時に識別し、適切な管理と安全な取り扱いを徹底することが求められます。
選択肢ごとの解説
- 1. 毒薬の表示は、白地に赤枠、赤字で『毒』と記載される必要があります。Aは『劇』と記載されており、これは劇薬の表示です。正しくは:『毒』と記載され、背景は白地、枠と文字が赤色である必要があります。選びやすい理由:医薬品の分類表示である点は正しいですが、劇薬と毒薬の区別が曖昧だと選択してしまう可能性があります。混同注意:毒薬と劇薬の表示
- 2. 毒薬の表示は、白地に赤枠、赤字で『毒』と記載される必要があります。Bは『毒』と記載されていますが、枠が黒色であり、適切ではありません。正しくは:枠と文字が赤色である必要があります。選びやすい理由:『毒』という文字が記載されているため、一見正しく見えます。混同注意:毒薬の文字と色指定
- 3. 毒薬の表示は、白地に赤枠、赤字で『毒』と記載される必要があります。Cは『毒』と記載されていますが、文字が黒色であり、適切ではありません。正しくは:文字が赤色である必要があります。選びやすい理由:『毒』という文字が記載されているため、一見正しく見えます。混同注意:毒薬の文字と色指定
- 4. 正解。医薬品医療機器等法で定められている毒薬の表示は、白地に赤枠、赤字で『毒』と明確に記載されている必要があります。Dの表示は、この要件をすべて満たしています。
国試ポイント
医薬品医療機器等法における毒薬と劇薬の表示の違いを正確に理解しているかを問う問題です。特に、色や文字の種類が区別のポイントとなります。
混同注意
毒薬の表示(白地に赤枠・赤字で『毒』)と劇薬の表示(白地に青枠・青字で『劇』)は非常に混同しやすいです。色と文字の両方を正確に覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合、毒薬・劇薬の表示だけでなく、貯蔵・陳列に関する規定や、一般用医薬品と医療用医薬品の表示の違いなども確認される可能性があります。
関連知識
医薬品医療機器等法では、医薬品の分類に応じて厳格な表示義務が課せられています。毒薬と劇薬はその中でも特に注意を要するものであり、誤った取り扱いは重大な健康被害に繋がる可能性があります。看護師はこれらの表示を正確に理解し、薬剤の適切な管理・取り扱いに責任を持つ必要があります。また、貯蔵や陳列に関しても、毒薬は施錠できる場所、劇薬は他のものと区別して貯蔵・陳列することが義務付けられています。