1,500 mLの輸液を朝6時から18時にかけて点滴静脈内注射で実施する。20滴で1 mLの輸液セットを用いた場合の1分間の滴下数を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
滴/分
数値を入力し「解答する」を押すと答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第115回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は42滴/分
解説
総滴数は1,500 mL × 20滴/mL = 30,000滴です。6時から18時までの12時間は720分なので、30,000 ÷ 720 ≒ 41.7となり、小数点以下第1位を四捨五入して42滴/分です(公式正答42)。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。1,500 mL × 20滴 = 30,000滴を720分(12時間)で滴下するので、30,000 ÷ 720 ≒ 41.7、四捨五入して42滴/分です。正しくは:この選択肢は計算問題の文脈から外れているため、正しい答えを導き出すには計算式の提示が必要。選びやすい理由:医療現場での情報共有の重要性を知っていると、一見正しい行動のように思えるが、設問の趣旨とは異なるため選択すべきではない。混同注意:医療連携や多職種連携の重要性に関する知識と混同しやすいが、本問は計算問題である。
国試ポイント
輸液の滴下数計算は、看護師の基本的な業務であり、薬剤の投与速度や患者への負担を適切に管理するために不可欠な知識である。mL/h、mL/min、滴/minなどの単位換算を含め正確に計算できる能力が求められる。
混同注意
輸液ポンプを使用する場合の流量設定(mL/h)と、自然落下式における滴下数(滴/分)の計算を混同しやすい。また、輸液セットの滴下係数(15滴/mL、20滴/mL、60滴/mLなど)の違いを考慮せずに計算すると誤った数値が得られる。
次に同じ論点が出たら
輸液量、輸液時間、輸液セットの滴下係数の3つの要素が明確に提示されているかを確認し、単位換算を正確に行うこと。
関連知識
輸液の種類(維持輸液、補充輸液、電解質補正輸液など)、輸液速度の調整が患者に与える影響(循環器負荷、電解質バランス)、輸液ルートの管理(感染予防、閉塞の確認)。