刺激伝導系でないのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第106回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
腱索は心臓弁を支える機械的構造であり、電気的刺激を伝導する刺激伝導系には含まれません。洞房結節、房室結節、およびPurkinje線維はすべて心臓の刺激伝導系を構成する重要な要素です。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。腱索は心臓弁(僧帽弁、三尖弁)の閉鎖を補助する線維性の組織であり、心臓の収縮を電気的に伝導する刺激伝導系の一部ではありません。正しくは:腱索は刺激伝導系ではなく、弁の機械的構造の一部である。選びやすい理由:心臓内の構造であるため、機能を混同しやすい。混同注意:刺激伝導系と心臓の構造を混同することがある。
- 2. 洞房結節は心臓の『ペースメーカー』として機能し、心拍の電気的興奮を生成する刺激伝導系の主要な部位です。正しくは:洞房結節は刺激伝導系の起点である。選びやすい理由:刺激伝導系の名称が多数あるため、どれがどれか迷うことがある。混同注意:刺激伝導系の各部位の機能と位置を正確に理解しておく必要がある。
- 3. 房室結節は、洞房結節から発せられた電気的刺激を心室へ伝える役割を持ち、刺激伝導系の一部です。この部位で刺激伝導が一時的に遅延することで、心房と心室の収縮タイミングが調整されます。正しくは:房室結節は刺激伝導系の一部であり、心房から心室への伝導を調整する。選びやすい理由:刺激伝導系の名称が多数あるため、どれがどれか迷うことがある。混同注意:刺激伝導系の各部位の機能と位置を正確に理解しておく必要がある。
- 4. Purkinje線維(プルキンエ線維)は、ヒス束から分岐した刺激を心室筋全体に迅速に伝達し、心室の同期的な収縮を可能にする刺激伝導系の終末枝です。正しくは:Purkinje線維は刺激伝導系の最終経路である。選びやすい理由:刺激伝導系の名称が多数あるため、どれがどれか迷うことがある。混同注意:刺激伝導系の各部位の機能と位置を正確に理解しておく必要がある。
国試ポイント
心臓の刺激伝導系の構成要素とその機能を正確に理解しているかが問われる。特に、心臓の構造と機能を関連付けて覚えることが重要である。
混同注意
心臓の解剖学的構造と刺激伝導系の部位の区別。特に、心臓内の線維性組織や弁の付属構造と刺激伝導系との混同。
次に同じ論点が出たら
刺激伝導系の異常によって生じる不整脈の種類と、それぞれの不整脈がどの部位の異常によるものかを判断できるか。
関連知識
刺激伝導系の経路(洞房結節→心房筋→房室結節→ヒス束→左右脚→Purkinje線維→心室筋)を理解すること。それぞれの部位が担う機能(興奮発生、伝導、伝導遅延、伝導加速)を把握すること。