四肢のうち麻痺している部位を斜線で図に示す。片麻痺はどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
片麻痺は、身体の右半身または左半身のどちらか一方の上肢と下肢に麻痺が見られる状態を指します。下図では、選択肢3の図がこの定義に該当する麻痺の分布を示しています。
選択肢ごとの解説
- 1. この図は四肢すべてに麻痺がある状態を示しており、これは四肢麻痺(両麻痺)に該当します。片麻痺ではありません。正しくは:この図は四肢麻痺を示す選びやすい理由:麻痺部位の図示であるため、麻痺のパターンを理解していないと誤解する可能性がある。混同注意:両下肢麻痺や対麻痺と混同するかもしれない。
- 2. この図は両下肢に麻痺がある状態を示しており、これは対麻痺(両下肢麻痺)に該当します。片麻痺ではありません。正しくは:この図は対麻痺を示す選びやすい理由:麻痺の部位が片側に寄っているように見えるが、下肢のみである点を見落とす可能性がある。混同注意:左右の区別や上下の区別が曖昧だと、片麻痺と誤解することがある。
- 3. 正解。この図は、身体の片側(右側または左側)の上肢と下肢に麻痺がある状態を示しており、これが片麻痺の定義に合致します。正しくは:この図は片麻痺を示す選びやすい理由:他の麻痺のパターンと混同しやすいため、正確な理解が求められる。混同注意:麻痺の種類と図の関連性が不明確だと、正答に辿り着けない可能性がある。
- 4. この図は両上肢に麻痺がある状態を示しており、これは両上肢麻痺に該当します。片麻痺ではありません。正しくは:この図は両上肢麻痺を示す選びやすい理由:片側の麻痺と錯覚する可能性がある。混同注意:麻痺の分布を正確に把握できないと、他の麻痺と誤って判断することがある。
国試ポイント
麻痺の種類とその定義(片麻痺、対麻痺、四肢麻痺、両上肢麻痺など)を正確に理解し、図示された麻痺部位から適切な麻痺の種類を判別できるかどうかが問われる。
混同注意
麻痺の種類の名称(片麻痺、対麻痺、四肢麻痺)と、それらが示す具体的な麻痺部位の組み合わせが混同しやすい。特に、片側の上肢だけや下肢だけの麻痺と片麻痺を混同しないように注意が必要。
次に同じ論点が出たら
麻痺の種類を判別した後、その麻痺がどのような疾患によって引き起こされやすいか、またはどのような看護ケアが必要になるか、といった応用的な知識を問われる可能性がある。
関連知識
脳卒中、脳出血、脳梗塞、脊髄損傷など、麻痺を引き起こす主な疾患とその麻痺パターン。脳の損傷部位と麻痺発現の関係。