成人女性の赤血球数の基準値はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第111回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
成人女性の赤血球数基準値は一般的に350万〜500万/μL程度とされており、男性(400万〜550万/μL程度)に比べてやや低値です。選択肢2の350〜450万/μLはこの範囲内に含まれるため、適切な基準値となります。
選択肢ごとの解説
- 1. この範囲は非常に低く、重度の貧血を示唆します。正常値から大きく逸脱しています。正しくは:成人女性の赤血球数基準値は、一般的に350〜500万/μL程度です。選びやすい理由:他の血球成分(例:白血球や血小板)の基準値と混同しやすいかもしれません。混同注意:白血球数(4000〜9000/μL)や血小板数(15万〜40万/μL)と混同する可能性があります。
- 2. 正解。成人女性の赤血球数の基準値は、一般的に350〜500万/μL程度であり、この範囲はその中に含まれ、適切です。男性に比べてやや低い傾向があります。
- 3. この範囲は成人女性の基準値としては高すぎます。男性の基準値の上限や、多血症の可能性を示唆する値です。正しくは:成人女性の赤血球数基準値は、一般的に350〜500万/μL程度です。選びやすい理由:男性の基準値(400〜550万/μL)や、運動選手など特殊な状況下の値と混同するかもしれません。混同注意:男性の基準値、特に運動選手や高地居住者などの特殊な状況下の値と混同する可能性があります。
- 4. この範囲は基準値から著しく高く、明らかな多血症を示します。通常の生理的範囲ではありません。正しくは:成人女性の赤血球数基準値は、一般的に350〜500万/μL程度です。選びやすい理由:基準値の概念が曖昧な場合、極端な高値を誤って選ぶ可能性があります。混同注意:病的な高値(多血症)と正常値を区別できない場合、誤って選択する可能性があります。
国試ポイント
成人女性の赤血球数の基準値の知識が問われています。主要な血液検査項目における性差と一般的な基準範囲を正確に覚えているかを確認する問題です。
混同注意
男性の基準値、貧血や多血症の診断基準値、他の血球成分(白血球、血小板)の基準値と混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合、主要な血液検査項目(赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、ヘマトクリット)の成人男女それぞれの基準値と、小児・高齢者の基準値との違いも確認すると良いでしょう。また、各数値が異常値を示した場合の主な疾患(貧血、多血症、炎症、感染症など)との関連性も学習しておくと応用力がつきます。
関連知識
赤血球は酸素運搬を担う細胞であり、その数やヘモグロビン量、ヘマトクリット値は貧血や多血症の診断に重要です。女性は月経による出血があるため、男性と比較して赤血球数やヘモグロビン値がやや低い傾向にあります。血液検査の基準値は検査機関によって多少の変動があるため、あくまで目安として捉える必要があります。