点滴静脈内注射で輸液ポンプを使用する際に設定する項目はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第111回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
輸液ポンプは、設定された速度で輸液を正確に投与するために使用されます。したがって、1時間あたりの流量(注入速度)を設定することが最も基本的な操作であり、必須の項目です。総量を設定し、ポンプが自動計算する流量で投与する機種もありますが、基本的な設定項目としては流量が挙げられます。
選択肢ごとの解説
- 1. 輸液ポンプに薬剤名を設定する機能は通常ありません。薬剤名は医療従事者が別途確認し、記録します。正しくは:輸液ポンプに薬剤名を設定する機能はありません。選びやすい理由:薬剤の誤認を防ぐために重要だが、ポンプの機能ではない。混同注意:患者安全上重要な情報であるため、ポンプに設定する項目と誤解されやすい。
- 2. 輸液ポンプの機種によっては終了時間を設定できるものもありますが、必須の基本設定項目ではありません。多くの場合、総量と流量を設定することで終了時間が自動的に計算されます。正しくは:総量と流量を設定すれば終了時間は自動計算されることが多く、必須の基本設定項目ではない。選びやすい理由:投与計画において重要な情報であり、設定できるポンプも存在する。混同注意:流量や総量を設定すると自動的に算出されるが、直接終了時間を入力する機能がある機種もあるため、迷う可能性がある。
- 3. 投与月日を輸液ポンプに直接設定する機能は通常ありません。これは医療記録に記載される情報です。正しくは:輸液ポンプに投与年月日を設定する機能はありません。選びやすい理由:医療記録として非常に重要だが、ポンプ自体の設定ではない。混同注意:記録上重要な項目であるため、ポンプの機能と混同されやすい。
- 4. 正解。輸液ポンプの最も基本的な機能は、設定された速度で輸液を正確に投与することです。そのため、1時間あたりに投与する液量(流量)の設定は必須です。
国試ポイント
輸液ポンプの基本的な機能と操作、特に設定すべき必須項目を理解しているかが問われています。流量設定は、輸液管理において最も重要かつ基本的な知識です。
混同注意
「終了時間」は流量と総量から計算されることが多いため、直接入力しない場合もありますが、一部のポンプでは設定可能です。しかし、流量は全ての輸液ポンプで必須の設定項目です。薬剤名や投与月日は、医療記録には必須ですが、ポンプの設定項目ではありません。
次に同じ論点が出たら
この問題で流量設定の重要性を理解できれば、輸液ポンプの安全な使用方法や、異常時の対応(警報の意味など)について学習を進めると良いでしょう。
関連知識
輸液ポンプの他にシリンジポンプもありますが、同様に流量設定が必須です。また、滴下筒による自然滴下と輸液ポンプでの管理の違い(精度、安全管理)も理解しておく必要があります。