令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における女性の有訴者の自覚症状で最も多いのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第112回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
2019年(令和元年)の国民生活基礎調査における女性の有訴者の自覚症状で最も多いのは「肩こり」です。これは調査が開始されて以来、女性の自覚症状のトップを維持している主要な項目です。
選択肢ごとの解説
- 1. 2019年の国民生活基礎調査で、女性の有訴者における自覚症状で頭痛は2位であり、最も多くはありません。正しくは:頭痛は2位の症状です。選びやすい理由:頭痛も女性に多い自覚症状の一つであるため、選択肢として魅力的です。混同注意:他の一般的な症状(腰痛、倦怠感など)と混同しやすいかもしれません。
- 2. 正解。2019年の国民生活基礎調査によると、女性の自覚症状で最も多かったのは「肩こり」です。これは男性の「腰痛」と並び、長年上位を占める傾向にあります。
- 3. 2019年の国民生活基礎調査で、女性の有訴者における自覚症状で「体がだるい(倦怠感)」は上位ではありますが、最も多くはありません。正しくは:倦怠感は上位症状の一つですが、最多ではありません。選びやすい理由:倦怠感も現代社会で多く見られる症状であり、身近に感じるため選びやすいかもしれません。混同注意:慢性疲労症候群やその他の疾患に関連する症状と混同しやすいです。
- 4. 2019年の国民生活基礎調査で、女性の有訴者における自覚症状で「目のかすみ」は上位の症状ではありません。肩こりや頭痛、腰痛などに比べて訴えは少ないです。正しくは:目のかすみは、上記の中で最も訴えが少ない症状です。選びやすい理由:現代はPCやスマートフォンの使用が増え、目の症状を訴える人が増えているため、多いと感じるかもしれません。混同注意:眼精疲労と混同しやすいですが、純粋な「目のかすみ」は上位にはありません。
国試ポイント
国民生活基礎調査の結果、特に性別・年代別の有訴者率や自覚症状の上位項目に関する知識が問われています。統計データに基づいた国民の健康状態の理解が求められる問題です。
混同注意
女性に多いとされる他の症状(頭痛、腰痛、倦怠感など)と混同しやすいです。男性の最多症状である「腰痛」と混同しないように注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
次回同様の論点が出た場合、最新の国民生活基礎調査のデータ(特に上位症状、性差、年齢差)を正確に把握しているか、また、健康意識や生活習慣病の状況などの関連統計も確認する視点が問われる可能性があります。
関連知識
国民生活基礎調査は、保健、医療、福祉など国民生活の基本的な状況を把握するための重要な統計調査です。有訴者率(何らかの自覚症状を訴えている者の割合)や通院者率(病院や診療所にかかっている者の割合)なども調査されており、これらの結果も理解しておく必要があります。また、年次による変動や、社会状況(例: IT化による目の疲れ、座りっぱなしによる腰痛・肩こり)との関連も考慮すると良いでしょう。