母体保護法で規定されているのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
母体保護法は、不妊手術および人工妊娠中絶に関する事項を定めるほか、母体の健康と生命を保護することを目的としており、受胎調節の実地指導がその内容に含まれます。これは、予期せぬ妊娠を防ぎ、女性の健康を守るための重要な施策です。
選択肢ごとの解説
- 1. 育児時間に関する規定は労働基準法に定められています。母体保護法は人工妊娠中絶や不妊手術、受胎調節などに焦点を当てています。正しくは:労働基準法に定められています。選びやすい理由:育児に関する内容なので、母体の保護と関連があるように見えるかもしれません。混同注意:育児時間と生理休暇が母体保護法に含まれると誤解しやすい。
- 2. 生理休暇は労働基準法で規定されています。母体保護法の目的とは異なります。正しくは:労働基準法に定められています。選びやすい理由:女性の身体に関わる内容なので、関連性があるように見えるかもしれません。混同注意:育児時間と生理休暇が母体保護法に含まれると誤解しやすい。
- 3. 正解。母体保護法は、不妊手術や人工妊娠中絶の実施、受胎調節の実地指導など、母体の健康と生命を保護するための事項を規定しています。受胎調節の実地指導は、本法に基づいて医師や保健師等が行うものです。正しくは:この選択肢が母体保護法で規定されている内容です。選びやすい理由:専門的な用語であり、他の選択肢が労働法規に関わるため、正解と判断しやすい。混同注意:他の選択肢と異なり、直接的に医療行為や指導に関わるため、正解だと判断しやすい。
- 4. 育児中の深夜業の制限は、育児介護休業法で規定されています。母体保護法の範疇ではありません。正しくは:育児介護休業法に定められています。選びやすい理由:育児と労働に関する内容なので、女性の健康と関連があるように見えるかもしれません。混同注意:育児に関連する労働規制であり、母体保護と混同しやすい。
国試ポイント
母体保護法の目的と、それが規定する具体的な内容について正確に理解しているかが問われています。特に、関連する他の法律(労働基準法、育児介護休業法など)との区別が重要です。
混同注意
労働基準法や育児介護休業法など、女性の健康や育児に関連する他の法律の規定と混同しやすい点です。各法律の目的と具体的な規定内容を明確に区別して覚える必要があります。
次に同じ論点が出たら
母体保護法の具体的な条文内容や、受胎調節の実地指導を行う資格者について確認すると、より理解が深まります。
関連知識
母体保護法は、優生保護法が改正されたものであり、その目的は母体の生命と健康を保護することです。人工妊娠中絶の要件、不妊手術の実施、受胎調節の実地指導などが主な内容となります。一方で、労働基準法は労働条件の最低基準を定め、育児介護休業法は育児や介護を行う労働者の職業生活と家庭生活の両立を支援することを目的としています。