成人の静脈血採血で通常用いられる注射針の太さはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
成人の静脈血採血では、患者への負担軽減と適切な検体量確保のバランスを考慮し、一般的に21Gまたは22Gの針が選択されます。特に指定がない限り、22Gが標準的な太さとして広く用いられます。
選択肢ごとの解説
- 1. 14Gは非常に太い針であり、通常、成人静脈血採血には用いられません。主に輸血や急速輸液など、大量の液体を短時間で投与する場合に選択されます。正しくは:14Gは成人静脈血採血には不適切です。選びやすい理由:輸液で用いられる針と混同する可能性があります。混同注意:太い針ほど流量が多いという特性は理解できるが、採血の標準とは異なる点。
- 2. 18Gの針は、14Gよりは細いですが、成人の一般的な静脈血採血にはやや太すぎると考えられます。主に輸血ルート確保や、粘稠度の高い薬剤の投与、または採血量が非常に多い場合などに使用されることがあります。正しくは:18Gは成人静脈血採血にはやや太く、標準的ではありません。選びやすい理由:輸血や点滴で一般的に使用されるため、採血でも使用できると誤解する可能性があります。混同注意:様々な手技で広く使われるサイズであり、採血の標準サイズとの区別が曖昧になる。
- 3. 正解。22Gは成人の静脈血採血において、最も一般的に使用される注射針の太さです。血管への負担が比較的少なく、十分な採血量を確保できるバランスの取れたサイズです。特に通常の検査目的の採血に適しています。正しくは:この選択肢は正しいです。
- 4. 26Gは非常に細い針であり、成人の静脈血採血には通常使用されません。小児や脆弱な血管を持つ高齢者、または皮内注射などに用いられることが多いです。細すぎるため、採血に時間がかかったり、溶血のリスクが高まる可能性があります。正しくは:26Gは成人静脈血採血には細すぎ、不適切です。選びやすい理由:患者への負担を減らすために細い針が良いと考える可能性があります。混同注意:細い針の方が痛みがないという利点があるため、採血に適していると誤解する。
国試ポイント
医療現場で用いられる注射針のゲージと用途を正確に理解しているかが問われます。特に採血や輸液における標準的なゲージサイズを把握しておくことが重要です。
混同注意
各ゲージの数字と針の太さ(数字が小さいほど太い)の関係、および主要な医療手技(採血、点滴、輸血など)で用いられる標準的な針の太さを混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
この知識を基に、特定状況下(例:小児、血管が脆い高齢者、大量採血、緊急輸血など)における適切な針の選択を判断できるようになることが求められます。
関連知識
注射針のゲージと内径の関係、小児や高齢者の採血に用いられる針の太さ、翼状針の使用目的、血管確保時の針の選択基準、溶血を防ぐための採血手技。