看護師の特定行為で正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
特定行為は、保健師助産師看護師法において、「診療の補助であって、看護師が手順書により行う」と定義されています。これにより、看護師が医師または歯科医師の指示のもと、手順書に従って特定の医療行為を実施することが可能となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。特定行為は、診療の補助であって、看護師が手順書に基づき実践するものです。これにより、在宅医療の推進など、地域における医療提供体制の充実が図られます。正しくは:この記述は正確です。特定行為は診療の補助行為として定義されています。選びやすい理由:特定行為が医師の指示のもとに行われるため、医師の診療行為そのものと混同しがちですが、あくまで医師の診療を「補助」するものです。混同注意:診療の補助と診療行為そのものの区別。
- 2. 特定行為は「保健師助産師看護師法」に基づいています。2014年の同法改正により、特定行為研修を修了した看護師が、医師の作成した手順書に基づいて実施できることになりました。正しくは:特定行為は保健師助産師看護師法に基づいています。選びやすい理由:医師の指示が必要なため、医師法と関連があるように思えます。混同注意:特定行為の根拠となる法律の理解。
- 3. 特定行為の手順書は、医師が作成します。手順書には、特定行為を行う対象患者の状況の把握、特定行為の実施に関する判断、連絡体制などが記載されます。看護師は医師が作成した手順書に沿って特定行為を行います。正しくは:その実施のための手順書は医師が作成します。選びやすい理由:特定行為を行うのが看護師であるため、手順書も看護師が作成すると誤解しやすいです。混同注意:手順書の作成責任者が誰であるか。
- 4. 特定行為を指示できる者には、医師および歯科医師が含まれます。保健師助産師看護師法第37条の2第2項では、「医師又は歯科医師の指示」と明記されています。正しくは:特定行為の指示を出す立場に歯科医師も含まれます。選びやすい理由:特定行為が主に内科的・外科的処置を想定しているため、歯科医師が指示者に含まれないと誤解しがちです。混同注意:特定行為の指示者の範囲。
国試ポイント
看護師の特定行為に関する基本的な理解、特にその法的位置づけ、目的、手順書の作成者、および指示者の範囲が問われます。保健師助産師看護師法の関連条文を把握しておくことが重要です。
混同注意
特定行為が「診療の補助」である点と「診療行為そのもの」との区別、また手順書の作成者が医師である点と看護師である点。
次に同じ論点が出たら
特定行為の具体的な内容(38行為)と、それぞれの行為がどのような状況で適用されるかを問う問題。
関連知識
特定行為研修制度、特定行為の種類(38行為)、在宅医療における特定行為の活用、医師法と保健師助産師看護師法の関係。