喀血の特徴はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
喀血は肺や気管支からの出血であり、気道内の空気と混ざることで泡沫状を呈することが大きな特徴です。また、鮮紅色から暗赤色の血液が咳とともに排出されるのが典型的です。
選択肢ごとの解説
- 1. 喀血は気道や肺からの出血であり、血液は通常弱アルカリ性(pH約7.35〜7.45)です。酸性を示すのは胃液などが混じる吐血の特徴です。正しくは:血液のpHに近い弱アルカリ性を示す。選びやすい理由:吐血と混同しやすい。混同注意:吐血(胃液が混じるため酸性)
- 2. 正解。喀血は肺や気管支からの出血であり、空気と血液が混ざることで泡状になることが特徴的です。選びやすい理由:一見すると特徴的でないように感じるかもしれないが、空気の混入は喀血の重要な鑑別点。混同注意:吐血(泡は混じりにくい)
- 3. 喀血は気道からの出血なので、食物残渣は含まれません。食物残渣が含まれるのは、消化管からの出血である吐血の特徴です。正しくは:食物残渣は含まれない。選びやすい理由:吐血と混同しやすい。混同注意:吐血(消化管からの出血のため食物残渣を含むことがある)
- 4. コーヒー残渣のような見た目は、胃酸によって血液が変性したもので、消化管からの出血である吐血(特に胃出血)に特徴的です。正しくは:鮮紅色または暗赤色である。選びやすい理由:吐血と混同しやすい。混同注意:吐血(胃酸による血液の変性)
国試ポイント
喀血と吐血の鑑別は、看護師国家試験で頻出の基本的な知識です。それぞれの特徴(性状、pH、混入物、随伴症状など)を正確に理解しているかが問われます。
混同注意
喀血と吐血
次に同じ論点が出たら
次に喀血・吐血の論点が出た場合、色、pH、混入物、随伴症状、排出経路(口からか、咳を伴うか嘔吐を伴うか)の5つの要素に着目して鑑別できるかを問われる可能性が高い。
関連知識
吐血の特徴(酸性、食物残渣、コーヒー残渣様、黒色便を伴うことがある)、喀血の随伴症状(咳、呼吸困難)、吐血の随伴症状(悪心、嘔吐、腹痛)、それぞれの緊急度と初期対応。