薬の内服方法における頓用で正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
頓用薬は、症状が現れた際に服用する薬のことを指します。例えば、発熱時の解熱剤や頭痛時の鎮痛剤などが該当します。あらかじめ定められた時間に服用する定時薬とは区別されます。
選択肢ごとの解説
- 1. 頓用は一定の間隔で定期的に服用するものではなく、症状に応じて服用するものです。正しくは:定期的に服用する薬で、頻度が週に一度である場合に用いられる表現です。選びやすい理由:服用頻度を示す言葉の一つではあるため、一見正しいように見えるかもしれません。混同注意:定時薬(毎日決まった時間に服用する薬)や定期薬(週単位など一定期間で服用する薬)と混同しやすいです。
- 2. 「食前」は服用タイミングの一つですが、頓用の定義とは異なります。頓用は食事とは直接関係なく、症状に応じて服用します。正しくは:食事の30分くらい前に服用することを指します。選びやすい理由:服用タイミングの指示として一般的なため、選びやすいかもしれません。混同注意:食前、食後、食間といった服用指示と頓用を混同しやすいです。
- 3. 頓用は「必要な時に」服用する薬であり、特定の時間が指定されているわけではありません。指示は「症状に応じて」となります。正しくは:特定の時間に服用する薬は「定時薬」や「定期薬」と呼ばれます。選びやすい理由:服薬指示の一般的な形式として、時間を指定されることが多いので、正しいように感じるかもしれません。混同注意:定時薬(例:毎日朝食後、就寝前など)と頓用を混同しやすいです。
- 4. 正解。頓用薬とは、症状が発現したときや症状が悪化したときなど、必要な場合にのみ一時的に服用する薬のことです。例えば、痛みが出たときの鎮痛剤や、熱が出たときの解熱剤などがこれにあたります。
国試ポイント
薬の基本的な服用方法(頓用、定時、食前、食後など)の定義と、それぞれの意味を正確に理解しているかを問う問題です。特に頓用は、具体的な症状に応じて服用するという点が重要です。
混同注意
定時薬(毎日決まった時間に服用する薬)や定期薬(一定期間で服用する薬)、または食前・食後といった服用タイミングの指示と混同しやすいです。頓用は、服用する『タイミング』が症状の有無に依存するという特徴があります。
次に同じ論点が出たら
今後同じ論点が出た場合、各服用方法の具体的な薬剤例や、それぞれの注意点(例:食直前に服用する薬の理由)などが問われる可能性があります。また、患者への服薬指導の場面での応用も考えられます。
関連知識
定時薬(例:血圧降下薬、糖尿病薬など、毎日決まった時間に服用)、定期薬(例:週1回の骨粗鬆症治療薬など)、食前・食後・食間、寝る前、食直前・食直後といった服用タイミングの指示。