永久歯が生え始める目安となる年齢はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第114回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
永久歯の萌出は一般的に6歳頃から始まり、最初に生えてくるのは第一大臼歯(6歳臼歯)です。この歯は乳歯の後ろに生え、乳歯が抜けずに永久歯が生えてくるため、保護者が見過ごしやすく注意が必要です。
選択肢ごとの解説
- 1. 3歳ころは乳歯20本が生えそろう時期であり、永久歯の萌出が始まるのは6歳ころです。正しくは:乳歯列が確立している時期であり、永久歯の萌出はまだ先です。選びやすい理由:子供の歯の成長に関心があるが、正確な時期を覚えていない場合に選んでしまうかもしれません。混同注意:乳歯の生え始め(生後6ヶ月頃から)や乳歯列完成期(2歳半〜3歳頃)と混同することがあります。
- 2. 正解。一般的に、永久歯の萌出は6歳頃から始まります。最初に生えてくるのは、乳歯の後ろに生える第一大臼歯(通称『6歳臼歯』)であることが多いです。
- 3. 9歳は、永久歯の萌出が『始まる』時期としては遅すぎます。この頃にはすでに多くの永久歯が生え揃いつつあり、永久歯と乳歯が混在する混合歯列期の中盤から後半にあたります。正しくは:永久歯の萌出開始時期ではなく、混合歯列期の進行中の年齢です。選びやすい理由:永久歯が生え揃うまでの期間を漠然と考えていると、この時期も選択肢として浮上するかもしれません。混同注意:前歯や小臼歯の永久歯への生え変わりが活発になる時期と混同することがあります。
- 4. 12歳は、永久歯の萌出が『始まる』時期としては非常に遅いです。この頃には第二大臼歯が生えてきて、永久歯列がほぼ完成する時期にあたります。正しくは:永久歯の萌出開始時期ではなく、永久歯列の完成期に近い年齢です。選びやすい理由:「親知らず」を除くほとんどの永久歯が生え揃う時期を指していると誤解してしまうかもしれません。混同注意:第二大臼歯(12歳臼歯)の萌出時期や、永久歯列の完成時期と混同することがあります。
国試ポイント
小児期の発達における歯の萌出時期は、看護師国家試験で頻繁に問われる基本的な知識です。特に永久歯の萌出開始時期(6歳頃)と、その際に最初に萌出する歯(第一大臼歯)は重要です。
混同注意
乳歯が生え始める時期(生後6ヶ月頃)や、永久歯が生え揃う時期(12〜15歳頃)、あるいは第二大臼歯の萌出時期(12歳頃)と混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
今後、歯の萌出に関する問題が出た場合は、「乳歯と永久歯の時期の区別」「最初に生える歯」「それぞれの歯の機能や特徴」に着目して選択肢を検討しましょう。
関連知識
乳歯の数(20本)と萌出時期、永久歯の数(親知らずを含め28〜32本)と萌出時期、混合歯列期の概念、およびそれぞれの時期における口腔ケアのポイント。また、6歳臼歯の重要性(噛み合わせの要)や、永久歯の萌出異常(埋伏歯、異所萌出など)についても理解していると良いでしょう。