フォローアップミルクで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
フォローアップミルクは、離乳食が始まる生後9か月以降の乳児が、離乳食だけでは不足しがちな鉄分やカルシウムなどの栄養素を補給するために作られています。特に鉄分は離乳期に不足しやすい栄養素であり、多くのフォローアップミルクに添加されています。
選択肢ごとの解説
- 1. フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクの代替品ではなく、離乳食が十分に摂取できない場合の補完食として位置づけられます。乳児期に必要な栄養素は母乳や育児用ミルクで充足され、フォローアップミルクはそれらとは異なる目的で用いられます。正しくは:フォローアップミルクは、離乳食で不足しがちな栄養素を補完するものであり、母乳や育児用ミルクの代替品ではありません。選びやすい理由:「ミルク」という名称から母乳の代替品と混同しやすいですが、対象年齢と目的が異なります。混同注意:育児用ミルクとフォローアップミルクの違いを理解していないと誤った選択をしてしまいます。
- 2. 正解。フォローアップミルクは、離乳食が始まる生後9か月以降の乳児が、離乳食だけでは不足しがちな鉄分やカルシウムなどの栄養素を補給するために作られています。特に鉄分は離乳期に不足しやすい栄養素であり、多くのフォローアップミルクに添加されています。正しくは:この記述は正しいです。選びやすい理由:他の選択肢が誤りであることが明確であれば、この選択肢の正しさに確信が持てます。混同注意:全てのフォローアップミルクに全ての栄養素が同量含まれているわけではないと誤解するかもしれませんが、鉄分添加は一般的な特徴です。
- 3. 離乳食を食べる直前にフォローアップミルクを与えると、満腹感により離乳食の摂取量が減ってしまう可能性があります。フォローアップミルクは離乳食の補完であるため、離乳食をしっかり食べた後に与えるか、間隔を空けて与えるのが適切です。正しくは:離乳食の摂取量を確保するため、フォローアップミルクは離乳食とは異なる時間帯に与えるか、離乳食の後に与えることが推奨されます。選びやすい理由:食前に何か飲ませる習慣がある家庭では、直前が良いと誤解しやすいです。混同注意:食事の補助という認識が強いと、食前でも良いと考えてしまうかもしれません。
- 4. 離乳食開始時期(生後5〜6か月頃)には、まだ母乳や育児用ミルクが主要な栄養源であり、フォローアップミルクは不要です。フォローアップミルクは、離乳食が本格化し、固形食からの栄養摂取が増える生後9か月頃からが適切な開始時期とされています。正しくは:フォローアップミルクは、離乳食が3回食となり、離乳食からの栄養摂取が進む生後9か月頃から与え始めるのが一般的です。選びやすい理由:離乳食と同時期に始まるものと誤解しやすいですが、開始時期には差があります。混同注意:「離乳」という言葉から、離乳食開始と同時に必要だと考えるかもしれません。
国試ポイント
フォローアップミルクの目的と対象時期、主な特徴(特に添加栄養素)を正確に理解しているかが問われます。育児用ミルクや母乳との違い、離乳食との関係性を明確にすることが重要です。
混同注意
育児用ミルクとフォローアップミルクの対象月齢や目的、役割の違いが混同されやすいです。
次に同じ論点が出たら
フォローアップミルクの選び方や与え方に関する指導ができるか。
関連知識
母乳栄養児や育児用ミルク栄養児の離乳期の栄養管理、離乳食の進め方、乳児の貧血予防。