介護保険法で地域包括支援センターに配置が義務付けられているのはどれか。2つ選べ。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第114回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2・5番
解説
介護保険法において、地域包括支援センターには、保健師(または経験のある看護師等)、社会福祉士、主任介護支援専門員の配置が義務付けられています。これら3職種が協力し、地域住民の保健医療の向上、福祉の増進を包括的に支援する体制を構築します。
選択肢ごとの解説
- 1. 介護福祉士は地域包括支援センターへの配置が義務付けられている職種ではありません。介護保険施設や訪問介護事業所などで身体介護や生活援助を提供します。正しくは:地域包括支援センターには配置義務がない。選びやすい理由:介護保険関連の専門職であるため、配置されていると誤解されやすい。混同注意:他の介護専門職との役割の違いが不明瞭だと誤りやすい。
- 2. 正解。社会福祉士は、地域包括支援センターに配置が義務付けられている専門職の一つです。地域住民の生活に関する相談に応じ、必要な支援を行います。選びやすい理由:他の専門職との連携や包括的な支援の観点から重要性が高い。混同注意:主任介護支援専門員や保健師と混同されることがある。
- 3. 介護支援専門員(ケアマネジャー)は、地域包括支援センターに配置されることが多いですが、配置が法的に義務付けられている職種ではありません。主任介護支援専門員が義務付けられています。正しくは:「主任」介護支援専門員が義務付けられている。選びやすい理由:ケアマネジャーとしてセンターの主要業務を担うため、義務付けられていると勘違いしやすい。混同注意:「主任」が付かない介護支援専門員と主任介護支援専門員の違いを理解していないと誤りやすい。
- 4. 精神保健福祉士は地域包括支援センターへの配置が義務付けられている職種ではありません。精神的な問題を抱える方の支援を専門とします。正しくは:地域包括支援センターには配置義務がない。選びやすい理由:地域での精神的な健康支援も重要であるため、配置義務があると誤解される可能性がある。混同注意:社会福祉士との職域の共通点から混同されることがある。
- 5. 正解。主任介護支援専門員は、地域包括支援センターに配置が義務付けられている専門職の一つです。ケアマネジメント業務の指導や助言を行います。選びやすい理由:通常の介護支援専門員との違いを正確に把握しておく必要がある。混同注意:単なる介護支援専門員と混同されやすい。
国試ポイント
地域包括支援センターに配置が義務付けられている3職種(保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員)を正確に記憶しているかが問われます。特に、類似の職種との違いを区別できるかが重要です。
混同注意
介護福祉士と社会福祉士、介護支援専門員と主任介護支援専門員、といった類似の名称を持つ職種間で、義務配置の有無を混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
これらの職種がそれぞれの専門性をどのように活かして連携し、地域住民の多様なニーズに対応しているかを理解することが、より深い知識に繋がります。
関連知識
地域包括支援センターの主な業務内容(総合相談支援事業、権利擁護事業、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業、介護予防ケアマネジメント事業)も関連知識として重要です。