訪問看護ステーションの管理・運営について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第115回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
訪問看護ステーションの運営基準において、職員の資質向上を目的とした研修の実施は義務付けられています。これは、質の高いサービス提供を継続するために不可欠な要素です。
選択肢ごとの解説
- 1. 訪問看護ステーションの管理者は、原則として保健師または看護師でなければなりません。医師である必要はありません。正しくは:専任の管理者は保健師または看護師である。選びやすい理由:医療機関と連携が深いため、医師が管理者と誤解する可能性がある。混同注意:医療機関の管理職と訪問看護ステーションの管理職の要件を混同しやすい。
- 2. 訪問看護に関する記録は、完結の日から2年間保存することが義務付けられています。正しくは:訪問看護に関する記録は、サービス終了から2年間保管する。選びやすい理由:医療記録の保管期間と混同しやすい。混同注意:他の医療関連記録の保存期間(例:診療録は5年、助産録は5年)と混同しやすい。
- 3. 訪問看護の利用契約に際しては、契約前に利用者や家族に対して、サービス内容や料金などの重要事項を十分に説明し、同意を得ることが義務付けられています。正しくは:利用者とのサービス契約を結ぶ前に、重要事項の説明を行う。選びやすい理由:契約書締結後に詳細な説明をするのが一般的という誤解。混同注意:重要事項説明は契約締結の前提条件であり、その順序を誤解しやすい。
- 4. 正解。訪問看護ステーションは、提供するサービスの質を維持・向上させるため、職員に対して定期的な研修の機会を確保する義務があります。正しくは:この記述は正しいです。選びやすい理由:当たり前すぎて逆に間違いではないかと疑う可能性がある。混同注意:一般的な組織運営の原則と混同する可能性は低いが、具体的な法規として認識していない場合がある。
国試ポイント
訪問看護ステーションの管理・運営基準に関する基本的な知識が問われています。特に、管理者の要件、記録の保存期間、重要事項の説明タイミング、そして職員研修の義務化は頻出です。
混同注意
管理者の資格要件、記録の保存期間、重要事項説明のタイミングは、それぞれ具体的な法令で定められており、混同しやすいポイントです。これらを正確に覚えているかが問われます。
次に同じ論点が出たら
個々の選択肢で問われている法令や基準を正確に理解しているかを判断する。
関連知識
医療法、健康保険法、介護保険法における訪問看護の規定、老人福祉法、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(厚生労働省令第37号)などを参照すると良いでしょう。