ソーシャルサポートのうち、情緒的サポートはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
ソーシャルサポートは、大きく分けて情緒的サポート、情報的サポート、道具的サポート(または実践的サポート)に分類されます。情緒的サポートは、愛情、共感、安心感など、精神的な支えを提供するものです。傾聴は、相手の感情に寄り添い、受け入れることで、精神的な安定と安心感を与えるため、情緒的サポートの典型例です。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。傾聴は、相手の感情を受け止め、共感を示す行為であり、精神的な支えとなるため、情緒的サポートに該当します。
- 2. 情報提供は、問題解決に役立つ具体的な知識やデータを与える行為であり、道具的サポートや情報的サポートに分類されます。正しくは:これは情報的サポート(または道具的サポート)です。選びやすい理由:一見、相手のためになる行動ですが、感情に直接働きかけるものではありません。混同注意:情緒的サポートと情報的サポートの違い。
- 3. 外出に付き添うことは、行動を共にすることで具体的な援助を提供する行為であり、道具的サポートに分類されます。正しくは:これは道具的サポートです。選びやすい理由:一緒にいることで安心感を与える側面もありますが、主たる目的は具体的な行動の支援です。混同注意:情緒的サポートと道具的サポートの違い。
- 4. 経済的支援は、金銭という具体的な資源を提供する行為であり、道具的サポートに分類されます。正しくは:これは道具的サポートです。選びやすい理由:生活の不安を軽減することで間接的に感情に良い影響を与えますが、直接的な感情への働きかけではありません。混同注意:情緒的サポートと道具的サポートの違い。
国試ポイント
ソーシャルサポートの分類(情緒的、情報的、道具的)を理解し、具体的な行為がどの分類に属するかを識別できるかどうかが問われています。特に、情緒的サポートが精神的な側面への働きかけであることを理解しているかが重要です。
混同注意
各ソーシャルサポートの分類が混同されやすいです。特に情緒的サポートと、具体的な援助を行う道具的サポート、情報を提供する情報的サポートとの区別が重要になります。
次に同じ論点が出たら
次に類似の問題が出た場合は、与えられた行為が「感情に直接働きかけるものか」「情報や知識を提供するものか」「具体的な行動や資源を提供するものか」という観点から判断します。
関連知識
ソーシャルサポートの概念、その効果(ストレス軽減、健康増進)、サポートの提供者と受容者の関係性、看護実践におけるソーシャルサポートの活用。