国際連合〈UN〉で採択された2016年から2030年までの開発に関する世界的な取り組みはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
国際連合(UN)が2016年から2030年までの期間で採択した開発に関する世界的な取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)です。SDGsは、MDGsの後継として、貧困や飢餓の撲滅、教育、健康、環境、平和など多岐にわたる目標を掲げています。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択され、2016年から2030年までの期間で達成を目指す国際社会共通の目標です。貧困の撲滅や持続可能な社会の実現を目指し、17の目標と169のターゲットから構成されています。
- 2. MDGsは、2001年から2015年までの期間を対象とした国際目標であり、SDGsの先行する枠組みです。正しくは:MDGsは2001年から2015年までの目標であり、本問題の期間(2016年から2030年)には該当しません。選びやすい理由:SDGsとMDGsはどちらも国連が採択した開発目標であるため、混同しやすいです。混同注意:SDGsとMDGsの対象期間や具体的な内容
- 3. プライマリヘルスケアは、1978年のアルマ・アタ宣言で提唱された『すべての人々が受けるべき基本的な保健医療』の概念であり、特定の期間に設定された国連の開発目標とは異なります。正しくは:プライマリヘルスケアは、すべての人が享受できる保健医療を目指す概念であり、2016年から2030年という特定の期間を区切った開発目標ではありません。選びやすい理由:国際的な保健医療に関する概念であるため、選択肢として関連性があるように感じられます。混同注意:国際的な保健医療に関する概念と、国連が採択した具体的な開発目標
- 4. ODAは、先進国が開発途上国に対して行う資金や技術の提供を指すものであり、国際的な開発目標そのものではありません。選びやすい理由:国際協力や開発援助に関する用語であるため、関連性があるように感じられるかもしれませんが、具体的な国際目標とは異なります。混同注意:国際協力の手段としてのODAと、国際社会全体で合意された開発目標
国試ポイント
国連が主導する国際的な開発目標(特にSDGsとMDGsの期間と内容の違い)について正確な知識が問われています。それぞれの目標がカバーする期間や主要な内容を把握している必要があります。
混同注意
ミレニアム開発目標(MDGs)と持続可能な開発目標(SDGs)の対象期間。プライマリヘルスケアといった国際的な保健医療の概念と、特定の期間を設定した国連の開発目標。
次に同じ論点が出たら
次に同様の論点が出題された場合、SDGsの17目標の具体的な内容や、日本におけるSDGsへの取り組み、保健医療分野におけるSDGsの役割などが問われる可能性があります。また、MDGsとSDGsの成果や課題の比較も重要です。
関連知識
SDGsの17の目標の概要、MDGsの8つの目標、プライマリヘルスケアの原則(アルマ・アタ宣言)、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)との関連。