閉経について正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第107回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
閉経とは、卵巣機能の永続的な停止により月経が完全に停止した状態を指します。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少し、それまであった月経周期が完全に終了することを示します。これは妊娠可能な期間の終わりを意味します。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。閉経は卵巣機能の永続的な停止により、月経が完全に停止した状態を指します。これは、月経周期が完全に終わることを意味します。選びやすい理由:閉経の最も直接的で正確な定義であるため、迷わず選べます。
- 2. 閉経は主に卵巣の機能が衰えることで発生します。子宮自体が直接的に機能衰退することが原因ではありません。子宮は卵巣からのホルモン刺激によって機能しています。正しくは:卵巣の機能が衰えることで発生します。選びやすい理由:月経がなくなる現象が子宮に関係しているという直感から、子宮の機能衰退を原因と誤解しやすいためです。混同注意:卵巣機能と子宮機能の混同
- 3. 原発性無月経とは、18歳になっても一度も月経が発来しない状態を指します。閉経は一度あった月経が永続的に停止する状態であり、全く異なる概念です。正しくは:原発性無月経とは異なり、一度発来した月経が永続的に停止する状態です。選びやすい理由:どちらも月経がない状態を示すため、混同しやすいですが、その前提条件が全く異なります。混同注意:原発性無月経、続発性無月経
- 4. 閉経は、月経が12か月以上みられないことを確認して判定します。3か月では判定できません。正しくは:月経が12か月間確認されない時点で閉経と診断されます。選びやすい理由:月経が来ない期間の長さによって診断されるという点は正しいものの、具体的な期間の数字が誤っているため、数字をうろ覚えの場合に選びやすいです。混同注意:閉経の診断基準における月経停止期間
国試ポイント
閉経の定義と診断基準、そしてそれに伴う身体変化を理解することが重要です。
混同注意
閉経と無月経、更年期障害の症状、卵巣機能不全との区別。
次に同じ論点が出たら
閉経の定義、診断基準(最終月経から12ヶ月以上)、および更年期の生理学的変化に関する記述が問われた場合、それぞれの正確な内容を比較して判断します。
関連知識
更年期とは閉経を挟んだ約10年間を指し、更年期障害はエストロゲン欠乏による多岐にわたる症状です。早期閉経は40歳未満での閉経を指し、続発性無月経は月経が3ヶ月以上来ない状態です。