後腹膜器官はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
腎臓は腹腔の後壁に位置し、腹膜に完全に覆われていないため、後腹膜器官に分類されます。この知識は人体の解剖学における基本的な理解を問うものです。
選択肢ごとの解説
- 1. 胃は腹腔内に位置する臓器で、腹膜に完全に覆われています。正しくは:胃は腹腔内器官である。選びやすい理由:上腹部に位置するため、後腹膜と誤解する可能性がある。混同注意:腹腔内器官と後腹膜器官の区別がつかない場合、選択肢として考慮される可能性がある。
- 2. 肝臓は腹腔内の主要な臓器であり、大部分が腹膜に覆われています。正しくは:肝臓は腹腔内器官である。選びやすい理由:大きく、位置が深いため後腹膜と混同するかもしれない。混同注意:腹腔内器官と後腹膜器官の区別が曖昧な場合、選択肢として考慮される可能性がある。
- 3. 空腸は小腸の一部で、腹腔内に位置し、腸間膜によって腹膜に覆われています。正しくは:空腸は腹腔内器官である。選びやすい理由:消化管の一部であり、その位置関係が複雑であるため、後腹膜と誤認するかもしれない。混同注意:消化管の多くが腹腔内にあることを理解していないと、混乱する可能性がある。
- 4. 正解。腎臓は腹膜の後方に位置しており、後腹膜器官に分類されます。正しくは:腎臓は後腹膜器官である。
国試ポイント
後腹膜器官は、腹膜の背側に位置し、腹膜に完全に覆われていない臓器を指します。代表的な後腹膜器官には、腎臓、副腎、膵臓の大部分、十二指腸の一部、上行結腸、下行結腸、腹部大動脈、下大静脈などが挙げられます。これらの区分を正確に理解しておくことが重要です。
混同注意
腹腔内器官(腹膜内器官)と後腹膜器官の分類は混同しやすい。特に、消化器系臓器の中には腹腔内にあるものと後腹膜にあるものが混在するため注意が必要。
次に同じ論点が出たら
後腹膜器官に分類される他の臓器を複数挙げることができるか、また、それぞれの臓器の機能と位置関係を説明できるか。
関連知識
後腹膜器官の例として、膵臓(大部分)、十二指腸(下行脚、水平脚、上行脚)、上行結腸、下行結腸、直腸の上部などが挙げられる。これらの知識も合わせて学習すると良い。また、腹膜の役割や腹腔内圧についても関連付けて理解すると深い学習となる。