三叉神経の機能はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第109回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
三叉神経(第V脳神経)は、顔面の皮膚、眼、鼻腔、口腔などの知覚(痛覚、温覚、触覚)を主に担当する神経です。また、咀嚼筋の運動も一部司りますが、選択肢の中では「顔の感覚」がその主要な機能として適切です。
選択肢ごとの解説
- 1. 視覚は視神経(第II脳神経)の機能です。三叉神経とは関連がありません。正しくは:視神経選びやすい理由:感覚神経なので混同しやすいが、部位と機能が異なる。混同注意:視神経と三叉神経の役割を混同することがあります。
- 2. 眼球の運動は、動眼神経(第III脳神経)、滑車神経(第IV脳神経)、外転神経(第VI脳神経)がそれぞれ担当しています。三叉神経の役割ではありません。正しくは:動眼神経、滑車神経、外転神経選びやすい理由:頭部の神経なので、目に関連する機能と誤解しやすい。混同注意:眼球運動を司る複数の脳神経と三叉神経を混同することがあります。
- 3. 正解。三叉神経は、顔面や頭部の皮膚、口腔、鼻腔などの知覚を司る主要な神経です。知覚は痛覚、温覚、触覚などを含みます。
- 4. 表情筋の運動は顔面神経(第VII脳神経)の機能です。三叉神経は咀嚼筋の運動を司りますが、表情筋とは異なります。正しくは:顔面神経選びやすい理由:顔面の筋肉を動かすという点で三叉神経と混同しやすいが、担当する筋肉の種類が異なる。混同注意:咀嚼筋の運動と表情筋の運動を混同したり、顔面神経と三叉神経の役割を混同することがあります。
国試ポイント
脳神経の機能は頻出テーマです。特に、感覚と運動のどちらを司るか、そしてどの部位を担当するかを正確に理解しておく必要があります。三叉神経は混合神経であり、顔面知覚と咀嚼運動という2つの主要な機能を覚えることが重要です。
混同注意
顔面神経(表情筋の運動、味覚)、視神経(視覚)、動眼神経・滑車神経・外転神経(眼球運動)など、他の脳神経との機能混同に注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
各脳神経の番号と名称、主要な機能(感覚・運動・混合)、そして具体的な支配部位や動きを関連付けて覚える訓練が必要です。
関連知識
三叉神経は三つの大きな枝(眼神経、上顎神経、下顎神経)に分かれ、それぞれが顔面の上部、中部、下部の知覚を支配します。下顎神経には運動線維も含まれ、咀嚼筋を動かします。