平均寿命で正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第107回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
平均寿命は、0歳児が平均してあと何年生きられるかを示す数値であり、0歳時点の平均余命と定義されています。これは、年齢別の死亡率が将来も現在の水準で推移すると仮定して算出されるものです。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。平均寿命は、0歳児がその後の人生で平均的に何年生きられるかを示す指標であり、0歳時点の平均余命と定義されています。正しくは:この記述は正しいです。選びやすい理由:他の年齢の平均余命と混同しやすいですが、平均寿命は特に0歳時点の平均余命を指します。混同注意:「平均余命」という言葉が複数回出てくるため、どの年齢の平均余命を指すのかが混同されやすいです。
- 2. 20歳時点の平均余命は、20歳の人が平均的にあと何年生きるかを示しますが、これは平均寿命とは異なります。平均寿命は0歳児の平均余命です。正しくは:「0歳時点での平均余命を指します」が正しい記述です。選びやすい理由:平均余命という用語に惑わされやすいですが、年齢の指定が重要です。混同注意:平均余命という概念は同じですが、開始年齢が違うため注意が必要です。
- 3. 60歳時点の平均余命は、60歳の人が平均的にあと何年生きるかを示しますが、これも平均寿命とは異なります。平均寿命は0歳児の平均余命です。正しくは:「0歳時点での平均余命を指します」が正しい記述です。選びやすい理由:高齢化社会において60歳の平均余命も重要な指標ですが、平均寿命の定義とは異なります。混同注意:年齢が高くなるにつれて平均余命が短くなる傾向と混同しやすいですが、定義上の年齢は固定です。
- 4. 死亡者の平均年齢は、実際に亡くなった人々の年齢を平均したものですが、これは平均寿命とは異なる統計指標です。平均寿命は、もし今後も現在の死亡率が続くと仮定した場合に、0歳児が平均して何年生きるかという予測値です。正しくは:「0歳時点での平均余命を指します」が正しい記述です。選びやすい理由:「平均」という言葉から、実際に亡くなった人々の年齢を想像しやすいですが、平均寿命は将来の予測を含んだ概念です。混同注意:平均寿命と死亡年齢の平均を混同しやすいですが、これらは異なる計算方法と意味を持つ指標です。
国試ポイント
平均寿命の正確な定義を理解しているかが問われる基本的な知識問題です。特に「0歳時点の平均余命」であることを確実に覚える必要があります。平均余命が年齢によって異なる概念であることも理解しておくことが重要です。
混同注意
平均寿命と、特定の年齢(例: 20歳、60歳)における平均余命、または死亡者の平均年齢とを混同しないように注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
この問題で正解できなかった場合、平均寿命だけでなく、平均余命やその他の保健統計用語の定義について再確認する必要があります。特に、各指標が何を意味し、どのように計算されるのかを明確に区別できるように学習を進めましょう。
関連知識
平均余命、健康寿命、乳児死亡率、年齢調整死亡率など、人口統計や保健統計に関する基本的な用語の理解も深めておくと良いでしょう。