平成27年(2015年)の病院報告による一般病床の平均在院日数はどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第107回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
2015年(平成27年)の厚生労働省による病院報告によると、一般病床の平均在院日数は16.5日でした。これは、国の医療費抑制策や地域医療連携の推進に伴い、在院日数の短縮化が進められている傾向を反映しています。看護師は、これらの統計データを把握し、患者の早期退院支援や地域との連携に貢献する役割を担っています。
選択肢ごとの解説
- 1. 2015年の一般病床の平均在院日数は、この日数よりも長いです。急性期病棟や特定機能病院など、一部の専門性の高い病棟であればこの程度の短期間となる可能性はありますが、一般病床全体としては当てはまりません。正しくは:より長い日数に修正する必要があります。選びやすい理由:在院日数の短縮化が進んでいる背景から、短い日数を選択したくなるかもしれませんが、統計データに基づいた正確な知識が求められます。混同注意:在院日数が短いのは主に急性期病院や専門病院であり、一般病床全体の平均とは異なります。
- 2. 正解。2015年(平成27年)の病院報告によれば、一般病床の平均在院日数は16.5日でした。これは、医療提供体制改革の中で平均在院日数の短縮が進められている傾向を示しています。正しくは:正しい数値です。選びやすい理由:特になし。統計データに基づいた知識が問われています。混同注意:他の選択肢と混同せず、正確な数値を記憶しておく必要があります。
- 3. 2015年の一般病床の平均在院日数は、この日数よりも短いです。これは、日本の医療政策として在院日数の短縮が推進されている傾向と異なります。正しくは:より短い日数に修正する必要があります。選びやすい理由:過去の平均在院日数はより長かったため、そのイメージから選択してしまうかもしれません。混同注意:慢性期の病床や特定の診療科ではこれに近い日数となることもありますが、一般病床全体の平均としては長すぎます。
- 4. 2015年の一般病床の平均在院日数は、この日数よりもかなり短いです。この日数は、主に療養病床など、長期的な入院を前提とする病床で観察される数値です。正しくは:大幅に短い日数に修正する必要があります。選びやすい理由:療養病床や精神病床の在院日数と混同すると、このような長い日数を選択してしまう可能性があります。混同注意:一般病床と療養病床・精神病床では、平均在院日数が大きく異なるため注意が必要です。
国試ポイント
医療統計に関する基本的な知識、特に一般病床の平均在院日数のような、国の医療政策の動向を示す重要な指標を理解しているかが問われます。単なる暗記ではなく、その数値が示す医療の現状や課題まで関連付けて学習することが重要です。
混同注意
この手の問題は、年次によって数値が変動するため、最新の統計データや出題された年次のデータを確認する必要があります。また、一般病床、療養病床、精神病床など、病床の種類によって平均在院日数が大きく異なる点も混同しやすいポイントです。
次に同じ論点が出たら
現在の(最新の)一般病床の平均在院日数はどのくらいか、またその数値がどのように推移しているかを確認し、その背景にある医療政策や社会状況を考察する。他の病床(療養病床、精神病床など)の平均在院日数と比較し、それぞれの特性を理解する。
関連知識
地域包括ケアシステムの推進、医療費適正化計画、DPC制度、急性期医療と慢性期医療の連携、在宅医療への移行支援。これらの政策や制度は、平均在院日数と密接に関連しています。