股関節の運動を図に示す。内転はどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第107回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
股関節の内転とは、下肢を体の中心線に向かって内側へ移動させる運動です。下図の「3」は、この内転の動きを明確に示しています。他の選択肢はそれぞれ外転、伸展、屈曲の動きを表しています。
選択肢ごとの解説
- 1. この図は股関節の外転を示しており、脚が体の中心線から外側へ離れる動きです。正しくは:この図は股関節の外転を示している。選びやすい理由:股関節の動きとして認識しやすいが、内転とは逆の動きである。混同注意:外転と内転の区別が曖昧だと誤って選択する可能性がある。
- 2. この図は股関節の伸展を示しており、脚が後ろ方向へ動く動きです。正しくは:この図は股関節の伸展を示している。選びやすい理由:日常生活でよく行われる動きであるため、適切だと錯覚しやすい。混同注意:伸展と屈曲、内転と外転の基本的な区別ができていないと誤解する。
- 3. 正解。この図は股関節の内転を示しており、脚が体の中心線に向かって内側へ動く動きです。正しくは:この図は股関節の内転を示している。選びやすい理由:股関節の基本的な動きの一つであるため、正確な知識があれば容易に判断できる。混同注意:他の選択肢と混同せず、内転の定義を正確に理解しているかが問われる。
- 4. この図は股関節の屈曲を示しており、脚が前方へ曲がる動きです。正しくは:この図は股関節の屈曲を示している。選びやすい理由:座る動作などで見られる動きであり、誤って正しいと判断する可能性がある。混同注意:屈曲と伸展の基本的な区別、および内転との違いを混同する可能性がある。
国試ポイント
人体の各関節における基本的な運動方向(屈曲、伸展、外転、内転、回旋など)を正確に理解し、図を見て判断できる能力が問われます。特に、股関節の運動は日常生活動作に直結するため、重要です。
混同注意
股関節の外転と内転、屈曲と伸展は、動きの方向が対になるため混同しやすい。図を見た際に、体の中心線からの距離の変化に着目することが重要。
次に同じ論点が出たら
この問題で股関節の内転を正しく判断できた場合、次は他の関節の運動や、それぞれの動きに関与する筋肉の知識まで深掘りすると良いでしょう。また、関節可動域制限の評価など、看護実践における応用についても学習を進めることができます。
関連知識
股関節の運動には、屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋があります。それぞれの運動に関与する主要な筋肉群(例: 内転筋群、大殿筋、腸腰筋など)も合わせて理解しておくことが望ましいです。また、他の主要な関節(肩関節、膝関節、肘関節など)の運動も確認しておきましょう。