自動体外式除細動器〈AED〉の電極パッドの貼付位置を図に示す。適切なのはどれか。

選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第110回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢・図は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整え、図は冊子から切り出しています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
AEDの電極パッドは、心臓を挟むように、1枚を右前胸部(右鎖骨の下で胸骨の右側)、もう1枚を左側胸部(左腋窩の下)に貼ります。こうすることで電流が心臓全体を通ります。図の1がこの位置です(公式正答1)。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。右前胸部(右鎖骨の下)と左側胸部(左腋窩の下)に貼っており、心臓を挟む正しい位置です。
- 2. 2枚のパッドを胸の前面に左右並べて貼っています。心臓を挟む位置になっておらず、電流が心臓全体を通りにくくなります。正しくは:右前胸部と左側胸部に、心臓を挟むように貼ります。選びやすい理由:左右の胸に1枚ずつ貼るため、正しいように見えるためです。
- 3. 2枚のパッドを右胸部に縦に並べて貼っており、心臓を挟む位置になっていません。正しくは:右前胸部と左側胸部に、心臓を挟むように貼ります。
- 4. 左前胸部の上方と、右胸部の下方に貼っており、正しい位置(右前胸部と左側胸部)と左右が逆です。正しくは:右前胸部と左側胸部に、心臓を挟むように貼ります。選びやすい理由:対角線上に貼っているため、正しいように見えるためです。混同注意:パッドの左右の位置。
国試ポイント
AEDの電極パッドの正しい貼付位置(右前胸部と左側胸部で心臓を挟む)を理解しているかが問われています。
混同注意
2枚のパッドを胸の前面に左右並べて貼ったり、片側に縦に並べて貼ったりすると、電流が心臓全体を通りにくくなります。パッドは心臓を挟む対角線上の位置に貼ります。
次に同じ論点が出たら
AEDの適応リズム(心室細動、無脈性心室頻拍)と、心静止・PEAとの区別を問う問題が出た際に、電気ショックの有効性を基準に判断します。
関連知識
一次救命処置(BLS)の流れ(胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AED)、成人・小児・乳児の心停止における対応の違い、電極パッドの適切な貼付位置とその理由、除細動後の心肺蘇生法の継続の重要性。