呼吸中枢があるのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第111回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
呼吸運動は、延髄と橋に存在する呼吸中枢によって自動的に調節されており、これら延髄と橋は脳幹を構成する主要な部位である。吸息と呼息のリズム形成や深さの調節が行われる。
選択肢ごとの解説
- 1. 間脳は視床、視床下部などからなり、体温調節や内分泌機能、自律神経機能の統合に関わるが、呼吸の主要な調節中枢ではない。正しくは:間脳は体温調節中枢や内分泌機能の統合を担う。選びやすい理由:自律神経系の統合に関わるため、生命維持に関わる機能として混同しやすい。混同注意:自律神経系の統合や内分泌機能
- 2. 小脳は運動の協調性、平衡感覚、姿勢の維持に関与するが、呼吸の主要な調節中枢ではない。正しくは:小脳は運動の協調や平衡感覚の維持を担う。選びやすい理由:運動制御の一部であるため、関連する機能として誤解しやすい。混同注意:運動の協調性、平衡感覚
- 3. 大脳は思考、記憶、随意運動、感覚の認識などを司るが、呼吸の自動的なリズム形成や基本的な調節は行わない。正しくは:大脳は思考、記憶、随意運動、感覚の認識を担う。選びやすい理由:意識的に呼吸を制御できるため、呼吸機能のすべてが大脳にあると誤解しやすい。混同注意:随意運動、思考
- 4. 正解。脳幹(延髄と橋)には呼吸のリズムを形成し、その深さや回数を調節する呼吸中枢が存在するため、呼吸の調節中枢が存在する部位として正しい。
国試ポイント
呼吸中枢が脳幹(特に延髄と橋)に位置することを覚える。脳の各部位の主要な機能も理解しておく。
混同注意
呼吸は意識的な制御も可能だが、その自動的な調節は脳幹で行われる。大脳は随意運動に関与するが、呼吸の基本的なリズム生成は行わない。
次に同じ論点が出たら
呼吸中枢に関する問題では、それが脳のどの部位にあるかを問われるため、特に脳幹(延髄・橋)を意識して解答する。
関連知識
延髄には他に循環中枢や嚥下中枢、嘔吐中枢など生命維持に不可欠な中枢が集中している。橋には嚥下中枢の一部、咀嚼中枢などが存在する。