日本の医療保険制度について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第107回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
日本の医療保険制度において、国民健康保険は自営業者や無職者などが加入する制度であり、全医療保険加入者のうち約3割がこれに該当します。この割合は、日本の医療保険制度の構成を理解する上で重要な統計情報です。
選択肢ごとの解説
- 1. 予防的な健康診断は原則として医療保険の適用外です。疾病の治療を目的とした診察や検査に医療保険が適用されます。正しくは:健康診断は原則として医療保険の適用外である。選びやすい理由:医療の範疇であるため、保険適用と誤解しやすい。混同注意:病気の治療や検査(保険適用)と、予防的健康診断(保険適用外)を混同しやすい。
- 2. 75歳以上の後期高齢者も、所得に応じて医療費の自己負担割合(1割または2割、現役並み所得者は3割)があります。全額自己負担なしではありません。正しくは:75歳以上の後期高齢者も、所得に応じて医療費の自己負担割合がある。選びやすい理由:高齢者の負担軽減策があることから、自己負担がないと勘違いしやすい。混同注意:後期高齢者の自己負担割合が他の年代より低いことと、自己負担がないことを混同しやすい。
- 3. 正解。日本の医療保険制度において、被用者保険(協会けんぽ、組合健保など)と国民健康保険が二大柱であり、国民健康保険の加入者数は全体の約3割を占めています。これは厚生労働省の統計データに基づいた事実です。
- 4. 日本の診療報酬制度は全国一律であり、健康保険の種類(協会けんぽ、組合健保、国民健康保険など)によって、同じ医療行為に対する診療報酬点数が変わることはありません。正しくは:健康保険の種類に関わらず、同じ医療サービスに対する診療報酬の点数は全国一律である。選びやすい理由:保険者によって保険料や給付内容(付加給付など)が異なるため、診療報酬も違うと誤解しやすい。混同注意:保険の種類による保険料や付加給付の違いと、診療報酬点数の一律性を混同しやすい。
国試ポイント
日本の医療保険制度の基本的な仕組みと、各保険制度の対象者や特徴、および統計データを正確に理解しているかを問う問題です。特に、健康診断の保険適用外、高齢者の自己負担、診療報酬の一律性といった基本的な原則がよく出題されます。
混同注意
各医療保険制度の加入対象者、自己負担割合、診療報酬の全国一律性、予防医療の保険適用範囲に関する知識。
次に同じ論点が出たら
次に同様の論点が出題されたら、日本の医療保険制度の主要な構成要素(被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度)とその基本的なルール(保険適用範囲、自己負担、診療報酬)に関する最新の統計情報や法改正のポイントを確認します。
関連知識
医療保険制度の二大柱(被用者保険と国民健康保険)、後期高齢者医療制度、診療報酬制度の原則、健康増進法と予防医療。