心電図検査の胸部誘導で電極を第4肋間胸骨右縁に装着するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第112回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
V1誘導は右心房と右心室の電気的活動を記録するために、心臓に近い第4肋間胸骨右縁に電極を装着します。この位置は心臓の右側に最も近く、右心系の活動を効率よく捉えることができます。
選択肢ごとの解説
- 1. Ⅰ誘導は標準肢誘導であり、左腕と右腕の電位差を記録するため、胸部に電極を装着しません。正しくは:Ⅰ誘導の電極は右腕と左腕に装着します。選びやすい理由:心電図誘導の一つであるため、選択肢として考慮してしまう可能性があります。混同注意:胸部誘導と肢誘導の区別が曖昧な場合。
- 2. 正解。V1誘導は、心電図の胸部誘導において、第4肋間胸骨右縁に電極を装着するものです。これは右心系の活動を記録するために標準的に定められた位置です。選びやすい理由:正しい知識があれば迷うことはありません。混同注意:V2誘導(第4肋間胸骨左縁)
- 3. V2誘導の電極は、第4肋間胸骨左縁に装着します。右縁ではありません。正しくは:V2誘導の電極は第4肋間胸骨左縁に装着します。選びやすい理由:V1誘導とV2誘導の装着部位は非常に似ており、右縁と左縁の違いを混同しやすいため。混同注意:V1誘導(第4肋間胸骨右縁)
- 4. V4誘導の電極は、第5肋間左鎖骨中線上に装着します。第4肋間胸骨右縁ではありません。正しくは:V4誘導の電極は第5肋間左鎖骨中線上に装着します。選びやすい理由:V誘導の一部であるため、位置をうろ覚えだと誤って選択する可能性があります。混同注意:他のV誘導の装着部位。
- 5. aVR誘導は増強単極肢誘導であり、右腕の電位を記録するため、胸部に電極を装着しません。正しくは:aVR誘導の電極は右腕に装着します。選びやすい理由:心電図誘導の一つであるため、選択肢として考慮してしまう可能性があります。混同注意:胸部誘導と肢誘導の区別が曖昧な場合。
国試ポイント
心電図の胸部誘導における各電極の装着部位を正確に覚えることが重要です。特にV1からV6までの標準的な位置は頻出です。
混同注意
V1とV2の装着部位は特に混同しやすいため、V1が胸骨右縁、V2が胸骨左縁とセットで覚えることが肝要です。
次に同じ論点が出たら
次に同様の問題が出た場合は、心電図の各誘導が心臓のどの部位の電気的活動を記録しているのかを思い出し、その部位に最も適した電極装着部位を選択します。
関連知識
V2は第4肋間胸骨左縁、V4は第5肋間左鎖骨中線上、V5はV4と同じ高さで左前腋窩線上、V6はV4・V5と同じ高さで左中腋窩線上に装着します。V3はV2とV4の中間です。