中央値の説明として正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第57回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
中央値(メディアン)は、データを数値の大きさの順に並べたときに、ちょうど中央に来る値のことです。データの外れ値の影響を受けにくいという特性があります。
選択肢ごとの解説
- 1. これは範囲(レンジ)の説明であり、中央値ではありません。正しくは:「範囲(レンジ)」の説明です。選びやすい理由:データのばらつきを示す指標の一つですが、中央値とは異なります。混同注意:平均値、最頻値、標準偏差など他の統計指標と混同しやすいです。
- 2. これは最頻値(モード)の説明であり、中央値ではありません。正しくは:「最頻値(モード)」の説明です。選びやすい理由:代表値の一つであるため、中央値と誤解する可能性があります。混同注意:平均値、中央値、標準偏差など他の統計指標と混同しやすいです。
- 3. これは平均値(算術平均)の説明であり、中央値ではありません。正しくは:「平均値(算術平均)」の説明です。選びやすい理由:最も一般的に使われる代表値であるため、正しいと誤解しやすいです。混同注意:中央値や最頻値など他の代表値と混同しやすいです。
- 4. 正解。中央値(メディアン)は、データを順に並べた際に中央にくる値で、データの分布の中央傾向を示します。
- 5. これは分散の説明であり、中央値ではありません。さらに、これは不偏分散の計算式ではないため厳密には誤りです(データ数ではなくデータ数-1で割る)。正しくは:これは「分散」の説明に一部似ていますが、厳密には「不偏分散」の計算(データ数-1で割る)とは異なります。選びやすい理由:統計学的な計算式の一部であるため、知識がある学生ほど混乱する可能性があります。混同注意:標準偏差や分散、標準誤差など、データのばらつきを示す他の統計指標と混同しやすいです。
国試ポイント
統計の基本的な指標である中央値、平均値、最頻値、範囲、分散、標準偏差などの定義を正確に理解しているかが問われます。特に、それぞれの指標がどのような特性を持ち、どのような場合に適切かを知ることが重要です。
混同注意
平均値、最頻値、範囲(レンジ)、分散、標準偏差。
次に同じ論点が出たら
今後この論点が出題された場合、中央値の計算方法(データ数が偶数の場合と奇数の場合)、外れ値に対する頑健性、歪んだ分布における代表値としての適切性などが問われる可能性があります。
関連知識
代表値(平均値、中央値、最頻値)、散布度(範囲、分散、標準偏差)、記述統計学の基本概念。