身長170 cm、体重60 kgの人のBMIで正しいのはどれか。ただし、値は小数点以下第1位を四捨五入するものとする。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
BMI(Body Mass Index)は「体重(kg) ÷ (身長(m))^2」で計算されます。この問題の場合、身長170cmは1.7mなので、BMI = 60kg ÷ (1.7m)^2 = 60kg ÷ 2.89m^2 ≈ 20.7612... となります。問題の指示に従い、小数点以下第1位を四捨五入すると21が正解となります。
選択肢ごとの解説
- 1. BMIは体重(kg) ÷ (身長(m))^2 で計算されます。身長170cmは1.7mなので、60 ÷ (1.7)^2 = 60 ÷ 2.89 ≈ 20.76です。小数点以下第1位を四捨五入すると21になるため、15は低すぎます。正しくは:正しい計算結果は21です。選びやすい理由:計算間違いや、身長の単位換算(cmからm)を忘れた場合に選択してしまう可能性があります。混同注意:栄養不足を示すBMI値と混同している可能性があります。
- 2. BMIの計算式(体重(kg) ÷ (身長(m))^2)に当てはめると、60 ÷ (1.7)^2 = 60 ÷ 2.89 ≈ 20.76です。小数点以下第1位を四捨五入すると21になるため、17は低すぎます。正しくは:正しい計算結果は21です。選びやすい理由:身長の単位換算ミスや計算ミスから誤った値が出る可能性があります。混同注意:やや低体重を示すBMI値ですが、本問の計算結果とは異なります。
- 3. BMIの計算式(体重(kg) ÷ (身長(m))^2)に当てはめると、60 ÷ (1.7)^2 = 60 ÷ 2.89 ≈ 20.76です。小数点以下第1位を四捨五入すると21になるため、19は低すぎます。正しくは:正しい計算結果は21です。選びやすい理由:計算ミス、特に小数点の処理を誤ると、近い値として選択肢として選びがちです。混同注意:正常範囲の下限に近い値ですが、本問の計算結果とは異なります。
- 4. 正解。BMIは「体重(kg) ÷ (身長(m))^2」で算出されます。身長170cmは1.7mなので、60kg ÷ (1.7m × 1.7m) = 60kg ÷ 2.89m^2 ≈ 20.761... となります。これを小数点以下第1位で四捨五入すると、21が導き出されます。正しくは:この選択肢が正しいです。
- 5. BMIの計算式(体重(kg) ÷ (身長(m))^2)に当てはめると、60 ÷ (1.7)^2 = 60 ÷ 2.89 ≈ 20.76です。小数点以下第1位を四捨五入すると21になるため、23は高すぎます。正しくは:正しい計算結果は21です。選びやすい理由:計算ミスにより小数点以下の処理を誤ったり、おおよその値で判断したりすると、近い値として選びやすいです。混同注意:正常範囲の上限に近い値ですが、本問の計算結果とは異なります。
国試ポイント
BMIの計算式とその適用、および指定された小数点以下の処理(四捨五入)の正確性を問う問題です。基本的な計算能力と単位換算の知識が求められます。
混同注意
身長の単位をcmのまま計算してしまう間違い(60 ÷ 170^2)、小数点以下の四捨五入のルールを間違えること(切り上げ・切り下げなど)、あるいは単なる計算ミスが考えられます。
次に同じ論点が出たら
今後、BMI計算問題が出題された場合、まず身長の単位がメートルになっているか、そして小数点以下の処理方法(四捨五入、切り捨て、切り上げ、有効数字など)が明確に指示されているかを確認することが重要です。また、逆算して適正体重を求める問題も考えられます。
関連知識
BMIの標準範囲(18.5~24.9)、低体重(18.5未満)、肥満度分類(1度肥満:25.0~29.9など)。厚生労働省の肥満判定基準。