大菱形骨に接するのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第56回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
大菱形骨(トラペジウム)は遠位手根骨の一つで、橈側から数えて一番目に位置します。主に舟状骨、第1中手骨、そして小菱形骨と関節を形成します。選択肢の中で、大菱形骨と直接関節する骨は舟状骨のみです。
選択肢ごとの解説
- 1. 月状骨は近位手根骨の一つで、橈骨、舟状骨、三角骨、有頭骨と関節を形成しますが、大菱形骨とは直接接しません。正しくは:大菱形骨に接するのは舟状骨、第1中手骨、小菱形骨です。選びやすい理由:手根骨の名称が似ているため、混乱しやすいかもしれません。混同注意:他の近位手根骨や遠位手根骨との関節関係
- 2. 三角骨は近位手根骨の一つで、月状骨、豆状骨、有鈎骨と関節を形成しますが、大菱形骨とは直接接しません。正しくは:大菱形骨に接するのは舟状骨、第1中手骨、小菱形骨です。選びやすい理由:手根骨の各骨の位置関係が曖昧な場合に選びやすいです。混同注意:手根骨の複雑な配列
- 3. 正解。舟状骨は近位手根骨であり、遠位では大菱形骨、小菱形骨、有頭骨と関節を形成します。したがって、大菱形骨は舟状骨と接します。
- 4. 有鈎骨は遠位手根骨の一つで、三角骨、有頭骨、第4中手骨、第5中手骨と関節を形成しますが、大菱形骨とは直接接しません。正しくは:大菱形骨に接するのは舟状骨、第1中手骨、小菱形骨です。選びやすい理由:同じ遠位手根骨であるため、混同しやすいです。混同注意:他の遠位手根骨との位置関係
- 5. 有頭骨は遠位手根骨の一つで、舟状骨、月状骨、小菱形骨、有鈎骨、第2中手骨、第3中手骨、第4中手骨と関節を形成しますが、大菱形骨とは直接接しません。正しくは:大菱形骨に接するのは舟状骨、第1中手骨、小菱形骨です。選びやすい理由:手根骨の中で最も大きい骨であるため、多くの骨と接するイメージから選択してしまう可能性があります。混同注意:手根骨の中心的な位置づけ
国試ポイント
手根骨の各骨の名称、位置、および隣接する骨との関節関係を正確に理解しているかを問う問題です。特に、近位手根骨と遠位手根骨の間、および遠位手根骨と中手骨との関係が重要です。
混同注意
大菱形骨と小菱形骨、舟状骨と月状骨、有頭骨と有鈎骨など、名称が似ていたり、位置が近接していたりする手根骨同士の関節関係は混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合、特定の手根骨が他のどの手根骨や中手骨と関節するか、あるいは特定の関節構成にどの手根骨が関与するかを問われる可能性が高いです。また、手根管の構成やその中を通る構造についても関連付けて学習すると良いでしょう。
関連知識
手根骨は近位列(舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨)と遠位列(大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鈎骨)に分かれる。各骨はそれぞれ複数の骨と関節を形成し、手関節と指関節の複雑な動きを可能にしている。特に、舟状骨は近位列と遠位列の両方と関節するため、手関節の動きにおいて重要な役割を果たす。