小指の感覚をつかさどる神経根と末梢神経の組合せはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第54回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は5番
解説
小指の感覚は尺骨神経の支配領域であり、その尺骨神経の神経根支配は主にC8神経根です。末梢神経と神経根の対応を正確に理解しているかが問われています。
選択肢ごとの解説
- 1. この記述は誤りです(公式正答の選択肢を参照)。正しくは:小指の感覚はC8神経根と尺骨神経の組み合わせです。選びやすい理由:C8神経根が選択肢にあるため、一見正しく見えるかもしれませんが、末梢神経が異なります。混同注意:C8神経根が手の機能に広く関わるため、他の神経と混同しやすいです。
- 2. この記述は誤りです(公式正答の選択肢を参照)。正しくは:小指の感覚はC8神経根と尺骨神経の組み合わせです。選びやすい理由:C8神経根が選択肢にあるため、一見正しく見えるかもしれませんが、末梢神経が異なります。混同注意:C8神経根が手の機能に広く関わるため、他の神経と混同しやすいです。
- 3. この記述は誤りです(公式正答の選択肢を参照)。正しくは:小指の感覚はC8神経根と尺骨神経の組み合わせです。選びやすい理由:尺骨神経が正しい末梢神経であるため、選択肢として魅力的ですが、神経根が不適切です。混同注意:C8とTh1神経根の支配領域が隣接しているため、混同しやすいです。
- 4. この記述は誤りです(公式正答の選択肢を参照)。正しくは:小指の感覚はC8神経根と尺骨神経の組み合わせです。選びやすい理由:神経根と末梢神経の両方が誤りです。混同注意:各神経根と末梢神経の支配領域の知識が曖昧だと選びやすいです。
- 5. 正解。小指の皮膚感覚は、尺骨神経が支配する領域であり、その尺骨神経に供給する主要な神経根は第8頸髄神経根(C8)です。したがって、この組み合わせが正しいです。
国試ポイント
上肢の末梢神経とその神経根支配に関する知識が問われています。特に、各指の感覚支配と関連する末梢神経、そしてその末梢神経がどの神経根から派生しているかを正確に覚えている必要があります。
混同注意
上肢の感覚支配は、橈骨神経、正中神経、尺骨神経のそれぞれがどの指や手の領域をカバーしているか、また各神経の神経根支配(C5-Th1)が複雑に絡み合うため、混同しやすいポイントです。特にC8とTh1の感覚支配は隣接しており、注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
今後同様の問題が出題された場合、他の指(例:母指、中指)の感覚を支配する神経根と末梢神経の組み合わせや、特定の運動機能(例:手関節の伸展、母指の対立運動)を支配する神経と神経根の組み合わせを問われる可能性があります。
関連知識
・各末梢神経(橈骨神経、正中神経、尺骨神経)の走行と支配領域(運動・感覚) ・腕神経叢の構成と、各神経根(C5-Th1)から派生する末梢神経 ・デルマトームと末梢神経の支配領域の違い