原発性自然気胸について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
原発性自然気胸は、一般的に喫煙習慣のある痩せ型の若い男性に多く発症する疾患です。肺尖部のブラ(嚢胞)が破裂することで生じるとされています。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。原発性自然気胸は、痩せ型の若い男性に好発することが知られています。特に喫煙習慣のある男性に多い傾向があります。
- 2. 原発性自然気胸は、痩せ型の男性に多い疾患です。正しくは:痩せ型の人に多く見られます。選びやすい理由:一般的な疾患の中には肥満がリスクとなるものも多いため、間違って選んでしまう可能性があります。混同注意:特定の疾患と体型との関連性について、正確な知識がないと誤解しやすい。
- 3. 原発性自然気胸は再発率が高い疾患であり、一度発症した患者の約30〜50%が再発すると報告されています。正しくは:再発しやすい疾患です。選びやすい理由:再発は稀であるという記述は、患者にとって望ましい状況であるため、ポジティブな印象から選びたくなるかもしれません。しかし、医学的には誤りです。混同注意:肺疾患の一般的な知識と混同し、再発のリスクを過小評価してしまうこと。
- 4. 原発性自然気胸は、高身長で痩せ型の男性に多い傾向があります。正しくは:高身長者に多く見られます。選びやすい理由:身長と疾患の関連性に関する知識が曖昧だと、低身長者も特定の疾患のリスクがあるという誤った連想から選んでしまう可能性があります。混同注意:特定の体型と疾患の関連性について、明確な知識がないと混乱しやすい。
- 5. 原発性自然気胸は、主に10代から30代の若年層に好発します。60歳以上に多いのは続発性自然気胸の特徴です。正しくは:若年層に多く見られます。選びやすい理由:高齢者に多い疾患も多いため、年齢層に関する一般知識から誤って選択してしまう可能性があります。混同注意:原発性自然気胸と続発性自然気胸の発症年齢層を混同しやすい。続発性自然気胸は肺の基礎疾患を持つ高齢者に多い。
国試ポイント
原発性自然気胸の疫学的特徴(好発年齢、性別、体型など)を正確に理解しているかが問われています。特に、続発性自然気胸との違いを明確に区別できるかが重要です。
混同注意
原発性自然気胸と続発性自然気胸の疫学・病態・治療方針を混同しやすい。特に好発年齢や体型に関する記述は注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合、原発性自然気胸の診断基準、治療選択肢、または続発性自然気胸の具体的な原因疾患について問われる可能性があります。
関連知識
続発性自然気胸は、COPDや肺結核、間質性肺炎などの基礎疾患を持つ高齢者に多く、肺疾患の進行に伴って発症します。また、自然気胸の症状としては、突然の胸痛や呼吸困難が挙げられます。治療には安静、酸素吸入、胸腔ドレナージ、場合によっては手術が行われます。